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町内に残る江戸時代の古雛たち「朝日町のひなかざり展」

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年3月27日

 町内に残る江戸時代の古雛を一堂に集めて展示する「朝日町のひなかざり展」が平成24年3月15日から26日まで「あさひ旅のココロ館」で開催されました。

 町内6つの家庭からお借りした「元禄雛」「古今雛」など数十体を展示。村山地域7市7町による「めでためでた♪花のやまがた観光圏推進協議会」が進める「やまがた雛のみちスタンプラリー」の一環ということもあり、県内外からお客様が訪れました。

 23日から26日にかけては、「池坊朝日町研究会ミニ社中展」も同会場で開催。みずみずしい生け花が古雛に彩を添えてくれました。

 

≪関連リンク≫

めでためでた♪花のやまがた観光圏推進協議会

 

紅花交易とお雛さま

 

 雛の多くは、江戸時代以降、北前船と最上川舟運によって上方(京都)から伝来したものと伝えられています。

 江戸時代、紅花の一大産地だった山形。当時の紅花はとても高価で取引され、巨万の富を築いた豪商が数多く現れました。今回展示している古雛は、こうした紅花商人たちが京都から山形に戻る際、「帰り荷」として持ち込んだ上方文化の一つで、現在も県内各地の旧家などで大切に保管されています。

 

≪関連リンク≫

北前船(フリー百科事典ウィキペディアより)

最上川舟運(フリー百科事典ウィキペディアより)

 

 

 

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表情豊かな古雛を眺める来訪者

 

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「元禄雛」

元禄雛とは、江戸時代初期~中期の元禄(1688~1703)年間に作られたもので、

男雛の頭(かしら)は冠と一体の木彫です。女雛の天冠(てんかん)は

この時代には無く、享保時代の頃より置くようになりました

 

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「古今雛」

 古今雛は、江戸時代の明和・安永年間(1764~1781)に誕生したもの。

女雛の宝冠は、たくさんの飾り物でにぎやか。衣装も金糸や色糸の刺繍があり、

全体的に豪華な作りが特徴です

 

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「五人囃子」

 「五人囃子」は、古今雛が定着した頃、添え雛として登壇したものといわれています

本品については、衣装の紅縮緬(べにちりめん)地に刺繍が施され、

表情はかわいい童顔です

 

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「武田人形」

 大阪道頓堀の人形浄瑠璃「竹田座」の人形にヒントをえて作られたものです

への字にまげた口、つり目や眉など歌舞伎特有の表情で、

肢体をひねった動きのある容姿をあらわしています

静かに座るお内裏様と対照的に動きのあるのが特徴で、

格狭間のある黒塗りの上に据えられています

 

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「玩具人形」

朝日町近辺に持ち込まれたのは、京都の伏見人形、福島の三春人形、

仙台の堤人形、米沢の相良人形、花巻の花巻人形、秋田の八橋人形など

といわれています

立派なお雛さまを求めることができたのは、経済的に豊かな一握りの家だけで、

庶民の間ではこうした人形が一般的でした

 

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23日からは、朝日池坊研究会の皆さんによる生花も展示

 

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みずみずしい花々が古雛に彩を添えてくれました

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