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創業70周年と最新設備の竣工を祝い、ブドウの収穫に感謝 朝日町ワインで仕込み作業の安全祈願祭

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年8月21日

70周年

 今年創業70周年を迎えた朝日町ワインで8月21日、ブドウの仕込み作業安全祈願祭が創業70周年の記念式典、新設備の竣工式と併せて行われ、会社、町関係者のほか、町内のブドウ生産農家、取引先企業関係者など約100人が出席しました。

  厳かな雰囲気の下で神事が執り行われ、出席者を代表して7人が、神棚に玉串とブドウを奉納。式辞では代表取締役社長の鈴木浩幸町長があいさつし、「ブドウ生産者の皆さんとワイン醸造の技術者、地域住民の協力、また流通に携わる多くの方々の長年の努力の礎によって、朝日町ワインの高い品質が守られてきた。このたび導入した設備によって、今後はより安定した温度管理や原料の品質維持も可能となる。これからも皆さんの力をお借りしながら、さらなる飛躍をめざし尽力していく」と誓いました。

 その後、鈴木町長の手により果実と茎とを分ける仕込み機械のスイッチが入れられると、コンテナに積まれた新鮮なデラウェアが出席者によって次々にベルトコンベアに投入され、仕込み作業が始まりました。

 同社関係者によれば、この夏の好天でブドウの出来は上々とのこと。この作業は11月下旬頃まで行われ、今年は白系ワイン160トン、赤系ブドウ160トン、合計約320トン(昨年より約1割程度増)が仕込まれる予定です。

 朝日町ワインでは今年、「高品質化プロジェクト事業」として8基の発酵タンクと冷却加温装置を新たに導入したほか、敷地内に冷凍冷蔵庫を整備。総事業費は4,889万円で、そのうち10%を町が補助しています。

 これにより、今まで以上にきめ細かな温度管理、品質管理が可能になるほか、作業効率が向上。白田重明取締役総務部長は「今後のさらなる発展のため行った設備投資ですが、最新の設備が導入されたからと言って、必ずしもいいワインができるわけではありません。これまで培ってきた五感に基づく経験ももちろん大切にしながら、最新の機能を最大限に生かしていきたい」と気持ちを引き締めていました。

軍需施設から酒造業へ ~朝日町ワイン誕生秘話~

 朝日町ワインは昭和19年、「山形果実酒製造有限会社」として山形市宮町で誕生しました。当時は第二次世界大戦の最中。しかし、経営は比較的安定していたようです。

 その理由は、ワインの製造中にできる酒石酸から軍需用の電波探知機に使うロッシェル塩を取り出していたから。つまり、軍によって手厚く保護されていたのです。翌20年には、ブドウ生産の拠点となっていた当町大谷に分工場を建設。朝日町ワインはここから始まりました。

 しかし敗戦とともに経営は悪化。本社が焼失し業務が停止すると、大谷工場だけで操業を続けることになりました。その後、大手メーカーと委託醸造契約を結び、最新の醸造技術を導入。30年には本社が大谷に移転されました。

  その後、48年に初の自社製品となる「サンワイン」を発表すると、2年後の50年には町も生産者の育成と所得の安定を目的に出資し経営に参加。これを機に、生産者・町・農協の代表による「ワイン企画会議」を設置され、経営の安定と販路拡大へ向けて三者が一体となって歩みはじめました。

52年には現在地に新工場が完成。近代的な施設の整備によって本格的なワイン作りに取り組み、昭和54年には、現在に続く「朝日町ワイン」が誕生。今では町代表する特産品として、一定の知名度を誇り、県内外にファンを獲得しています。

 以後、平成2年に会社名を「朝日町ワイン」に変更。12年には、売店コーナーを併設し、生産工程を見ることができる「ワイン城」が完成し、生産者と消費者との交流の拠点として県内外からお客さまを迎えています。

 21日現在の従業員は13人。町の特産品を担うプライドと情熱を胸に、日々ワインの醸造・販売に努めています。

 

2年連続金賞・部門最高賞・コストパフォーマンス賞受賞!2014国産ワインコンクール

 ワインコンクール受賞

 12回目となる今年のコンクールは7月24日と25日、山梨県甲府市内のホテルで開催され、全国各地のワイナリー103社から、過去最多となる797銘柄が13部門に出品されました。

 国内外25人の審査員による審査の結果、全体の約半数にあたる396銘柄が入賞。朝日町ワインでは、2年連続となる金賞2銘柄(うち1銘柄は「国内改良等品種・赤」部門最高賞、コストパフォーマンス賞も獲得)のほか、銀賞に2銘柄(うち1銘柄は「ロゼ」部門最高賞、コストパフォーマンス賞も獲得)、銅賞に9銘柄、奨励賞に4銘柄が選ばれ、過去最多となる17銘柄が入賞しました。

 詳しい受賞銘柄、お買い求めについては、下記「(有)朝日町ワインホームページ」をご覧ください。

 

≪関連リンク≫

・(有)朝日町ワインホームページ

・Japan Wine Competetion(国産ワインコンクール)2014


神事01

午前10時30分、厳かな雰囲気の下、式典が始まり…

神事02

ブドウの収穫を感謝し、感謝仕込み作業の安全を祈願する神事が行われます

神事03

神棚に奉納するのは玉串だけでなく、ブドウも…。代表取締役社長の鈴木町長をはじめ、

各団体の代表者7人が奉納しました

町長あいさつ

式辞を述べる鈴木町長

70年の歩みや近年のコンクールでの快挙、今回の新設備竣工を振り返り、

関係各位に対し感謝の言葉を述べました

仕込み作業01

その後、いよいよ仕込み作業の始まり。新鮮なデラウェアが次々にベルトコンベア上に投入され…

仕込み作業02

機械の中に吸い込まれていきました

新タンク

こちらは今回更新されたクロアチア製の発酵タンク。シルバーの光沢が輝いていました

今回併せて導入したイタリア製の冷却加温装置を使うことによって、ワインの醸造・発酵において最も重要な温度管理がこれまで以上に可能になり、ブドウの品種それぞれが持っている本来の香りと味わいを引き出すことができます。

新倉庫

一方こちらは敷地内に整備した冷凍冷蔵庫。面積は102.99平方メートルで、冷凍・冷蔵室ともに2室ずつあります。集荷した原料ブドウの品質保持、低温搾汁による発酵管理の安定化(ブドウの搾汁は適度な冷温が好ましいため)に貢献します。さらには、瓶詰めしたワインの低温倉庫として、ワインの品質管理に重要な役割を果たします。

また、ブドウのコンテナ20~30箱を載せたパレットごとフォークリフトで出し入れすることができ、作業効率が飛躍的に向上しました

町長インタビュー

「70周年を迎えて特別な思いは…」とインタビューを受ける鈴木浩幸町長。「これからも消費者に喜ばれる、幸せを運ぶワインをつくり続けていきたい」と話していました

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