平成30年度施政方針
平成30年3月議会定例会
- はじめに
- 平成30年度の町政運営の基本方針
- 平成30年度当初予算
- 技・モノ・心が引き継がれ、人が集まるまち【産業経済】
- ふるさとを愛し、みんなが学び合い、育て合うまち【教育文化】
- いつまでも健康に暮らせる、思いやりあふれるまち【健康福祉】
- 豊かな自然を守り、安全で快適な住みよいまち【生活環境】
- 地域を思う一人ひとりがつながり、みんなで支え合うまち【地域づくり】
- 町民と行政が相互に信頼できるまち【まちの経営方針】
- 最後に
- 施政方針とは
本日、朝日町議会3月定例会の開会にあたり、議員各位におかれましては、町政の発展に日頃からご尽力いただいておりますことに対し、感謝を申し上げます。ここに、平成30年度当初予算をはじめ、重要案件のご審議をお願いするに当たり、町政に取り組む所信の一端を申し述べ、議員各位並びに町民の皆さまのご理解とご協力を賜りたいと存じます。
はじめに
国内経済は、政府の経済対策などにより緩やかな回復基調が続いており、今後も雇用や所得の面で一層の改善が期待されております。
しかし、その先行きについては、海外経済の不確実性や金融市場の急変動など、地政学的リスク等によって、常に緊張感と隣り合わせの状態であり、こうした先行きの不透明感が、国民生活、さらには私たちの暮らしにも影響を及ぼしています。経済、社会の動向については、今後も引き続き注視していく必要があります。
さて、当町の現状を見ますと、町が抱える最重要課題は、何と申しましても人口減少であります。顧みれば、町長就任時に、「人口流出に歯止めをかけよう、何とかこの町を良くしよう、少しでも住みやすい町をつくりたい」という一心から、高い志をもって町政運営に取り組むことを決心いたしましたが、多くの自治体と同様、簡単には歯止めがかからない状況にあります。しかし、そうした厳しい状況下にあっても、まちづくりの活力を維持し、町民の幸せを創造していくことが、町政のかじ取りを担わせていただいている私の責務であると認識しております。
この人口減少に関しまして、東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科の山崎亮学科長は、人口が縮小していく時代の中にあっても、住民が充実した暮らしを送ることができる状態を「縮充」という言葉で表現しています。漢字は「縮小」の「縮」に、「充実」の「充」を用い、セーターを洗った時に繊維が縮んで密度が濃くなることを例にしているものですが、今後朝日町が目指すべき姿はまさにこれと考えます。人口そのものの規模ではなく、自分自身の夢や希望に向かって、また、元気なまちをつくるために積極的に行動する人、つまり「希望活動人口」の密度を高めていくことで、まちを元気にしたい、そのように考えるものであります。
幸い、朝日町では住民同士はもちろん、住民と役場の距離感が近く、助け合いや「つながり」の文化が日々の生活に息づいています。いわば、希望活動人口を増やすための地盤は整っていると感じているところであります。人間は、人と人とのつながりの中にあって、初めて自分の存在意義を認識し、「誰かの役に立っている」と実感できた時、本当の生きがいや幸福を感じることができます。町民の皆さん一人ひとりが活躍し、このように感じていただけるような舞台や機会をつくる。これが町の役割であり、末永く町の元気を維持していくための方策であると考えるものであります。
「チャンスがあるからチャレンジするのではない。チャレンジするからチャンスが生まれる」。これは私の信条であると同時に、これまで朝日町が歩んできた軌跡とも重なります。全国に先駆けて始めたふじの無袋栽培、地元の風土に根差したワインづくり、いち早く環境への視点を取り入れた空気神社の建立など、このチャレンジ精神こそ朝日町民DNA、つまり受け継がれる心意気であり、まちの未来を築く町民の宝であります。
社会情勢がめまぐるしく変化する状況のなかではございますが、平成30年度もやる気と挑戦の気持ちをもって、町が直面する課題の解決や町民の皆さんの幸せづくりにチャレンジしていく所存でございます。
平成30年度の町政運営の基本方針
今申し上げた想いや背景の下、40人以上の町民の皆さんのお力添えをいただきながらまとめたのが、第6次朝日町総合発展計画でございます。目指す将来像には「チャレンジ・つながり・希望~町民が活躍し笑顔あふれるまち~」を掲げ、特に重視すべきテーマとして、次の5本の基本目標と、それを実現させるための「まちの経営方針」を定めました。
1.技・モノ・心が引き継がれ、人が集まるまち【産業経済】
- 農業
- 仕事の確保(商工業)
- 交流・観光
2.ふるさとを愛し、みんなが学び合い、育て合うまち【教育文化】
- 子育て
- 学校教育
- 生涯学習【スポーツ・文化】
3.いつまでも健康に暮らせる、思いやりあふれるまち【健康福祉】
- 健康増進
- 医療・福祉
4.豊かな自然を守り、安全で快適な住みよいまち【生活環境】
- 住まい
- 交通
- 環境
- 防災
5.地域を思う一人ひとりがつながり、みんなで支え合うまち【地域づくり】
- 地区づくり活動
- まちのにぎわい・元気づくり
町民と行政が相互に信頼できるまち【まちの経営方針】
- 町民と行政の協働
- 行財政経営
- 高度情報化・広聴
平成30年度につきましては、このテーマに沿った施策により、「第6次朝日町総合発展計画の始まりとして、地域の将来に希望を抱き、その実現に向けて行動する人たちがたくさんいるまちをつくる」。このことを重点とし、町政運営に取り組んでまいります。
平成30年度当初予算
次に、平成30年度当初予算について、申し上げます。
平成30年度当初予算につきましては、実施計画の基本方針に基づき、「第6次朝日町総合発展計画」、及び「朝日町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を着実に実施していくべく予算を編成したところであります。また一方では、財政の健全性確保を目的として、起債額の抑制をはじめとした行財政改革、事務改善にも努めております。
なお、議会報告会により取りまとめられた意見書や、公聴活動として行っている「町長と語ろう」でいただいた貴重な声に対しても十分配慮させていただいたところであります。
以上の基本的な考えに基づき、第6次朝日町総合発展計画の5つの基本目標と、まちの経営方針に沿って実施する17プロジェクトにつきまして、詳細をご説明いたします。
技・モノ・心が引き継がれ、人が集まるまち【産業経済】
第1の目標であります、「技・モノ・心が引き継がれ、人が集まるまち」、産業経済分野につきまして、3つのプロジェクトを申し上げます。
1つ目は農業分野であります。
高品質なりんご生産緊急対策として、わい化促進事業を継続して実施するとともに、9月に開催予定の「りんご新半わい化朝日ロンバス栽培全国大会」を支援します。また、輸出事業についても継続して推進し、ブランド確立の取り組みを引き続き進めてまいります。
りんご以外の農作物につきましても、6総にあわせて名称等を一新した「チャレンジファーマー応援事業」や「欧州系ワイン用ぶどう栽培支援事業」などを通じ、コメや果物、園芸作物など多様な農業にチャレンジできる環境を整備します。
また、農業後継者の育成と、若者・転入者・定年帰農者等の新規就農者確保に努めるとともに、農業法人の設立を支援してまいります。
農業生産基盤を維持するための取組みとしては、農道や用水路の整備等に対する補助を継続して実施するほか、近年被害が顕在化している有害鳥獣対策については、県のモデル事業を活用しながら取り組みを強化してまいります。
6つ目は仕事の確保、商工業分野であります。
雇用対策事業や産業立地促進奨励金などを通じた既存企業の支援とともに、地域資源を活用した6次産業化をはじめ創業支援対策を充実させ、雇用の場の確保ややりたい仕事を始められる環境整備に努めてまいります。
また、雇用情勢の改善により、近年は人材の確保が課題となっていることを踏まえ、事業所が働き手を確保するための取組みに対し、「企業の魅力アップ就業補助金」等を通じて新たに支援を行います。
商業振興といたしましては、道の駅との連携による商店街活性化対策を強化し、道の駅の賑わいを広く波及させられるよう努めてまいります。
3つ目は交流・観光分野であります。
5総の理念のひとつでもある「交流」につきましては、6総でも「つながり」という表現でキーワードに掲げ、引き続き重要テーマとして位置付けています。「交流人口」だけでなく、近年提唱されている「関係人口」の拡大にも努め、外部の力の取り込みによる地域経済の活性化を目指してまいります。
30年度は既存観光施設の整備として一本松公園駐車場の舗装や朝日自然観グラウンドゴルフ場の改修などを進め、観光地としての魅力向上に努めてまいります。また、拡大するインバウンド市場への対応につきましても観光商品の開発等を通じて外国人観光客の取り込みをめざしてまいります。
ふるさとを愛し、みんなが学び合い、育て合うまち【教育文化】
第2の目標であります、「ふるさとを愛し、みんなが学び合い、育て合うまち」、教育文化分野につきまして、3つのプロジェクトを申し上げます。
1つ目は子育て分野であります。
妊娠・出産期から子育て期までの健康を確保し、不安や負担を軽減する取り組みとして、妊産婦の健診教室、相談の開催や各種予防接種費用の助成、中学生以下の医療費完全無料化、出産祝い品事業等を引き続き実施するほか、今年度から新たに母子保健コーディネーターを配置し、この時期特有の悩みや不安の解消に努めてまいります。
施設面では、今年度は緑が丘公園のトイレの改修を実施し、より利用しやすい遊び場になるよう努めます。さらには子育て世代のための「町内見どころマップ」の作成に取り組み、様々な遊び場、見どころ等へ足を運ぶことを通じて、地元愛の醸成にもつなげてまいります。
2つ目は学校教育分野であります。
家庭・地域・学校が協働し、きらりと光る学校、地域を作る取り組みといたしまして、「あさひ教育の日」の推進事業をはじめ、「朝日町コミュニティスクール」等に取り組みます。また、安全安心な教育環境づくりとして、今年度は宮宿小のベランダ改修や朝日中スクールバスの更新、朝日中自転車通学生に対するヘルメットの支給等を実施いたします。
3つ目は生涯学習、スポーツ・文化分野であります。
潤いのある生活を楽しむ生涯学習を推進する事業としまして、創遊館ホール事業や各種文化教室を開催します。また、施設面では、創遊館の空調設備の更新に着手するほか、芝生広場の暗渠排水工事を実施し、機能のさらなる向上に努めてまいります。西北部公民館、体育施設、各自治公民館等につきましても、それぞれの年次計画に基づいた修繕や自治公民館整備事業補助金を通じて、学びや生きがいづくりを支援いたします。
ミズノ株式会社との連携によるまちづくり推進事業につきましては、30年度で3年目となります。これまで実施してきた健康・運動教室やマラソンイベントに加え、今年度はミズノ杯グラウンドゴルフ大会を新たに実施する予定であります。町民の皆さんとの接点を増やしていくことにより、提携効果の波及拡大に努めてまいります。
いつまでも健康に暮らせる、思いやりあふれるまち【健康福祉】
第3の目標であります、「いつまでも健康に暮らせる、思いやりあふれるまち」、健康福祉分野につきまして、2つのプロジェクトを申し上げます。
1つ目は健康増進分野であります。
健康づくりへの意識を高め、生活習慣病の発症と重症化を防ぐ取り組みとして、健康教室・相談指導業務を継続して実施いたします。各種検診につきましては、対象年齢を引き下げ、若い世代からの健康意識の向上を図ります。
2つ目は医療・福祉分野であります。
地域の医療基盤の維持・強化を目的にした町立病院への繰出補助につきましては、繰出基準を見直したうえで、金額を増額しております。今後は病院改革プランを着実に進めていくことで、累積欠損金額の縮小に努めていく所存であります。また、町立病院の人材確保対策として修学資金貸与事業を引き続き実施し、看護師の安定的な確保に努めてまいります。
また、高齢者が安心して暮らせる介護環境の提供といたしまして、民間事業者が実施するサービス付き高齢者住宅の建設事業に対し、家賃の低廉化を目的とした補助を行います。
豊かな自然を守り、安全で快適な住みよいまち【生活環境】
第4の目標であります、「豊かな自然を守り、安全で快適な住みよいまち」、生活環境分野につきまして、4つのプロジェクトを申し上げます。
1つ目は住まい分野であります。
住みやすく多様な住環境の整備といたしましては、持家住宅建設奨励補助、木材製品利用住宅建設奨励補助を継続して実施してまいります。また、民間賃貸共同住宅等建設奨励補助を継続し、民間事業者によるアパート建設を促進してまいります。町営住宅の清水ハイツにつきましては、建築から35年以上が経過し老朽化が進んでいることから、2カ年計画で大規模改修事業を実施いたします。
年々深刻化する空家対策につきましては、空き家バンク制度や改修補助金等で引き続き利用を促進するほか、空家の実態調査とデータベース化、さらには空家解体補助の創設などにより、さらなる適正管理に努めてまいります。
2つ目は交通分野であります。
町民の足確保対策では、デマンドタクシーの運行をはじめ、75歳以上の方の負担軽減として、デマンドタクシー料金の半額化、山交バス運賃の補助を実施してまいります。高校生の通学支援といたしましては、山形市直行バスの運行をはじめ、県と連携して河北町・寒河江市方面の通学手段を確保し、利便性の向上に取組んでまいります。
道路・橋梁の整備につきましては、町道三中線、赤釜線、雪谷線、そして白滝橋の改良、町道西町西原線の歩道設置等、年次計画に沿って実施いたしますが、町道一本松線に関しては、当初計画よりも大幅に遅れていることから、予算を増額し、工事を加速させる考えでございます。
3つ目は環境分野であります。
環境に対する意識を高めて、きれいな水と空気と緑を守る取組みとしまして、このほど策定いたしました「第2次環境基本計画」に基づいた各種啓発事業を展開するほか、大谷地区農業集落排水処理施設の改修を実施いたします。また、太陽光発電設備、木質バイオマス燃焼器の導入に対する補助を継続して実施し、自然エネルギーの導入促進による資源の有効利用を推進いたします。
4つ目は防災分野であります。
安心して暮らせる地域の防災体制を構築する取り組みといたしましては、ジェットシューターや活動服の整備を通じ、消防団及び団員の装備充実を図ってまいります。また、避難誘導看板や防災備蓄倉庫の整備、全国瞬時警報システム等の更新を行い、災害に備える基盤整備を進めてまいります。
地域を思う一人ひとりがつながり、みんなで支え合うまち【地域づくり】
第5の目標であります、「地域を思う一人ひとりがつながり、みんなで支え合うまち」、地域づくり分野につきまして、2つのプロジェクトを申し上げます。
1つ目は地域づくり分野であります。
6総のキーワードの一つでもある「つながり」は、地域や人々の支え合い活動を想定しています。30年度も地域活躍応援事業や草対策事業、さらには集落支援員の配置により、元気な地域づくりを継続して支援してまいります。近年広がりを見せている区の枠組みを超えた地域づくり活動につきましても支援してまいります。
2つ目はまちのにぎわい・元気づくりに関する施策でございます。
「つながり」が意味するもう一つの言葉は、町外との交わり、すなわち「交流」であります。交流人口、関係人口、定住人口を増やすための仕組みとして、移住フェア、イベント等で積極的に町を発信するほか、移住・交流体験施設「松本亭」を通して、町に興味がある人の取り込みを図ります。また、民間まちづくり会社への人的支援を通じ、地域の課題解決とにぎわいの創出に努めてまいります。
町民と行政が相互に信頼できるまち【まちの経営方針】
これら5つの基本目標を実現させるための「まちの経営方針」につきましては、「町民と行政が相互に信頼できるまち」として、3つのプロジェクトを申し上げます。
1つ目は住民と行政の協働であります。
町民が主役となり、温かみのある行政運営を行う取り組みといたしましては、「町民に親しみをもたれる役場づくりプロジェクト」を継続し、接遇マナーや職員としてのスキル向上に努め、行政に対する信頼の向上を図ります。
さらには「つながりで育てる人材育成プロジェクト」のNEWアクション事業等を通じて、地域活動や独自企画の開催等に意欲のある町民を継続して支援し、協働によるまちづくりを推進いたします。
2つ目は効率的な行財政経営に関する施策であります。
町民満足度を重視した行政サービスを行うためには、安定した行財政基盤が欠かせません。今後も最小の経費で最大の効果を上げることを心がけ、持続可能な財政運営に努めてまいります。
30年度につきましては公共施設の長寿命化としまして役場庁舎の劣化診断、第2公所会館の改修を実施いたします。また、日直業務や各種文書の配送業務、ふるさと納税業務の民間委託や町税のコンビニ収納の導入等を通じ、業務のスリム化やサービスの向上に努めます。
近年は、都市再生整備事業や道の駅、朝日自然観ロッジしらくら等大型の建設事業が相次ぎ、それに伴って公債費が増大しております。今後も公共施設の大規模改修等が必要になってくるところでありますので、町債発行額を元金償還額以下に抑制することや町有施設整備・管理基金等を活用していくことにより、財政の健全化を維持していく考えであります。
3つ目は高度情報化・広聴に関する施策でございます。
近年目覚ましい進歩を遂げている情報通信技術につきましては先駆的にチャレンジし、サービスの向上や業務の効率化に努めます。
30年度につきましては、町ホームページのリニューアルやタブレット機器による会議システムを導入し、情報発信の強化や日常業務の効率化に努めます。
最後に
平成30年度は、町民の皆さんのご協力をいただきまとめ上げた「第6次朝日町総合発展計画」がスタートする大変重要な年であります。いわば10年間にわたる大航海の記念すべき船出の年であります。今後幾多の不安や困難が待ち構えているかもしれませんが、多くの町民の皆さんの手による新たな羅針盤を手に入れた今、私たちの視界は良好であり、進むべき方向は定まっております。
「チャレンジ・つながり・希望~町民が活躍し笑顔あふれるまち~」。この将来像の実現を目指し、先人たちが築いてきた「チャレンジ」のDNAに、町民同士、そして町外と「つながり」合う、支え合いや交流の視点を加え、町民の誰もが将来への「希望」を抱いて活躍できるよう全力で取り組んでまいります。
以上、平成30年度の施政方針につきまして、申し上げました。
議員各位並びに町民の皆さまのご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
施政方針とは
町長が、町議会でその年の運営方針や政策について所信を示す演説です。
本文は施政方針の原稿であり、朝日町議会平成30年3月定例会当日(平成30年3月6日)の筆記録ではありません。実際の演説とは相違点があることを申し添えます。
この記事に関するお問い合わせ先
総務課 財務係
〒990-1442
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更新日:2023年03月29日