妊よう性温存治療費助成事業
山形県では、将来子どもを産み育てることを希望されるがん等患者さんに対して、がん治療に際して行う妊よう性温存治療費の一部を助成します。
山形県妊よう性温存治療費助成について(詳細) (PDFファイル: 241.3KB)
妊よう性温存治療費助成事業(温存後生殖補助医療)のご案内 (PDFファイル: 439.2KB)
〇担当連絡先
山形県健康福祉部 がん対策・健康長寿日本一推進課
〒990-8570 山形県山形市松波2-8-1
電話 023-630-2271
〇対象となる方
次のすべてに該当する方
1.申請時点において山形県内に住所を有している方
2.精子や卵子等の凍結保存時に43歳未満の方
3.原疾患(詳細は上記の山形県妊よう性温存治療費助成についてを確認してください)の治療により、妊よう性が低下するおそれがあり、原疾患の担当医と妊よう性温存治療の担当医師の両方が、妊よう性温存治療が生命予後に与える影響(原疾患治療の遅れ等)が許容されると認める方
4.山形県又は、他都道府県が指定した妊よう性温存療法実施医療機関において、2021年4月1日以降に妊よう性温存治療を実施した方
5.申請しようとする妊よう性温存治療について、特定不妊治療費助成事業による助成を受けていない方
6.「小児・AYA世代のがん患者等妊孕性温存療法研究促進事業」(厚生労働省)への参加を同意される方
〇対象となる疾患
次のいずれかの疾患
◆がん
次のいずれかに該当するもの
・「小児、思春期・若年がん患者の妊孕性温存に関する診療ガイドライン」の妊孕性低下リスク分類に示された治療のうち、高・中間・低リスクの治療を受けるもの
・長期間の治療によって卵巣予備能の低下が想定されるもの(乳がん等)
◆非がん
次のいずれかに該当するもの
・造血幹細胞移植が実施されるもの(再生不良性貧血、遺伝性骨髄不全症候群(ファンコニ貧血等)、原発性免疫不全症候群、先天代謝異常症、サラセミア、鎌状赤血球症、慢性活動性EBウイルス感染症等)
・アルキル化剤が投与されるもの(全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、多発性筋炎・皮膚筋炎、ベーチェット病等)
〇対象の治療と助成上限額
治療内容 | 助成回数 | 助成上限額/回 |
胚(受精卵)の凍結 |
通算2回まで (県外で助成を 受けた場合も 通算します。) |
35万円 |
未受精卵子の凍結 | 20万円 | |
卵巣組織の凍結 | 40万円 | |
精子の凍結 | 2万5千円 | |
精子の凍結(精巣内精子採取術によるもの) | 35万円 |
※助成対象となる費用は、治療に要する費用(初回の凍結保存に要する費用を含む。)に限ります。入院室料(差額ベッド代等)、食事療養費、文書料などの治療に直接関係のない費用及び凍結保存の維持にかかる費用は対象外です。
〇山形県指定医療機関(妊孕性温存療法実施医療機関)R3.6.1時点
国立大学法人山形大学医学部附属病院
ゆめクリニック
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉課 保健医療係
〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
電話番号:0237-67-2116 ファックス番号:0237-67-2117
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更新日:2022年09月01日