感謝決議

朝日町ワインが伊勢志摩サミットで公式な会食に選定されたことに対する感謝決議

5月26日から27日にかけて開催された第42回先進国首脳会議(G7)、伊勢志摩サミットにおいて、その公式な会食の際に日本のワインが提供され、その一つに朝日町ワインが選定されたことは、議会として大きな喜びとするところである。厳選素材となるぶどう生産者をはじめ、有限会社朝日町ワイン、関連業者、そして日頃から愛飲していただいている消費者の方々に深い感謝の意を表する。

今回の伊勢志摩サミットでは「伊勢志摩サミット日本ワイン選考委員会」が組織され、日本のワイン業界を代表する7名から公正かつ厳正に審査していただいた。選定ワイン全12銘柄のうち赤ワインは4銘柄あり、その一つが「朝日町ワインマイスターセレクションバレルセレクションルージュ赤2013」であった。また、今回選ばれたのは全国約290ワイナリーのうち10社のみという快挙は、朝日町民一同の喜びであり大きな誇りとなった。

有限会社朝日町ワインは、第二次世界大戦中、軍需物資を取り出すために創業した。その後、大手メーカの下請けを経て、朝日町、山形朝日農協の共同出資による第3セクター山形果実酒製造有限会社を昭和50年に設立。新たなワインづくりがスタートし、昭和54年に現在の朝日町ワインが誕生した。戦後の農家支援を目的に、徐々に生産技術と経営力の向上を図ってきた。

現在では、朝日町ぶどう生産者組合と一緒になり、丹精込めて育てられた品質の高いぶどうの良さを引き出し、伝統と経験、そして、最新の醸造技術を駆使し厳しく管理している。「求めやすい価格でおいしいワインを提供する」という会社の姿勢を堅持しながら、多くの方々の手により日々研鑽が積まれ消費者の皆さんへと届けられる朝日町ワイン。その実績の証として、2004年国産ワインコンクールにおける入賞に始まり、毎年のように賞の獲得につながっている。直近では「2016日本ワインコンクール金賞、コストパフォーマンス賞」などを受賞し、自他ともに認められるワインに成長した。

朝日町議会では、朝日町ワインの歴史と実績、そして、数多くの銘柄の中から伊勢志摩サミットで選定していただいたことに感謝の意を表するとともに、朝日町ワインに関わるすべての方々とこれまでご支援いただいた多くの皆さんに、改めて深甚なる感謝の意を表明する。

以上、決議する。

平成28年9月14日 山形県朝日町議会

掲示用ポスター

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更新日:2019年03月29日