町立小中学校の耐震化の状況について
学校施設は、児童・生徒が一日の大半を過ごす活動の場であり、非常災害時には地域住民の避難場所としての役割も果たすことから、その安全性の確保は極めて重要です。
学校施設の耐震化は、急務なこととされており、朝日町においても平成20年9月「朝日町建築物耐震改修促進計画」を策定し、町立小中学校施設の耐震化に積極的に取り組んでいます。
朝日町教育委員会は、町立小中学校施設の耐震化の重要性を町民の皆さんに広くご認識いただきながら、耐震化の取組を進めていきます。
町立小中学校の耐震化の状況をお知らせします。
なお、平成25年3月に西五百川小学校屋内運動場改築工事が完了し、平成24年度末ですべての町立小中学校施設の耐震性が確保されております。
町立小中学校の耐震化率
区部 | 学校数 | 全棟数(A) | 耐震性あり(B) | 要改修 | 耐震化率(B/A) |
---|---|---|---|---|---|
小学校 | 3 | 6 | 6 | 0 | 100.0% |
中学校 | 1 | 8 | 8 | 0 | 100.0% |
計 | 4 | 14 | 14 | 0 | 100.0% |
町立小中学校の耐震化の状況・学校別棟別一覧
学校名 | 棟用途 | 構造区分 | 階数 | 建築年月 | 面積(平方メートル) | 耐震基準 | 【耐震診断第2次】年度 | 【耐震診断第2次】Is値 | 【耐震診断第2次】Ctusd値またはq値 | 【耐力度調査】年度 | 【耐力度調査】点数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
宮宿小学校 | 管理・普通教室棟 | R | 3 | 昭和56年3月 | 2,515 | 旧 | 平成19年度 | 0.7 | 0.72 | - | - | 耐震補強必要なし |
宮宿小学校 | 屋内運動場棟 | Rs | 1 | 平成24年2月 | 1,169 | 新 | - | - | - | - | - | 平成24年2月14日改築工事完了 |
西五百川小学校 | 管理・普通教室棟 | R | 3 | 昭和54年12月 | 2,055 | 旧 | 平成20年度 | 0.55 | 0.56 | - | - | 平成22年1月29日耐震補強工事完了 |
西五百川小学校 | 屋内運動場棟 | Rs | 1 | 平成25年3月 | 743 | 新 | - | - | - | - | - | 平成25年3月12日改築工事完了 |
大谷小学校 | 管理・普通教室棟 | R | 2 | 平成11年6月 | 2,600 | 新 | - | - | - | - | - | 新耐震基準適合 |
大谷小学校 | 屋内運動場棟 | R | 1 | 平成11年3月 | 922 | 新 | - | - | - | - | - | 新耐震基準適合 |
朝日中学校 | 管理・普通教室棟(1) | R | 3 | 昭和50年3月 | 899 | 旧 | 平成21年度 | 0.42 | 0.42 | - | - | 平成23年2月25日耐震補強工事完了 |
朝日中学校 | 管理・普通教室棟(2) | R | 3 | 昭和51年7月 | 1,666 | 旧 | 平成21年度 | 0.42 | 0.42 | - | - | 平成23年2月25日耐震補強工事完了 |
朝日中学校 | 特別教室棟(1) | R | 2 | 昭和51年7月 | 575 | 旧 | 平成21年度 | 0.42 | 0.42 | - | - | 平成23年2月25日耐震補強工事完了 |
朝日中学校 | 特別教室棟(2) | R | 2 | 昭和52年3月 | 1,562 | 旧 | 平成21年度 | 0.45 | 0.57 | - | - | 平成23年2月25日耐震補強工事完了 |
朝日中学校 | 特別教室棟(3) | S | 1 | 昭和52年3月 | 300 | 旧 | 平成21年度 | 0.40 | 1月23日 | - | - | 平成23年2月25日耐震補強工事完了 |
朝日中学校 | 昇降口棟 | R | 2 | 昭和51年7月 | 351 | 旧 | 平成21年度 | 0.45 | 0.57 | - | - | 平成23年2月25日耐震補強工事完了 |
朝日中学校 | 屋内運動場棟(1) | R | 2 | 昭和52年10月 | 1,493 | 旧 | 平成21年度 | 0.21 | 0.66 | - | - | 平成23年2月25日耐震補強工事完了 |
朝日中学校 | 屋内運動場棟(2) | S | 1 | 昭和54年3月 | 497 | 旧 | 平成21年度 | 0.73 | 2月25日 | - | - | 耐震補強必要なし |
注釈
- 構造区分とは
R:鉄筋コンクリート造 S:鉄骨造 Rs:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 - 耐震基準とは
建築基準法の改正により、新しい耐震基準が施行されました。 - 新耐震基準の建物とは昭和56年6月1日以降に建築(設計)された建物をいいま。
- 耐震診断とは
予想される大地震に対して、その建物が必要な耐震性能を保有しているかどうかを判定するために行う手法であり、診断の結果、必要があれば耐震補強を行う必要があります。 - Is値とは
耐震診断により建物の耐震性能を示す指標で、Is値0.6以上で耐震性能を満たすとされていますが、文部科学省は学校では、0.7以上に補強するよう求めています。0.3未満では大規模な地震(一般的には震度6強程度)により倒壊の危険性が高い建物とされています。 - 耐力度調査とは
学校建築物の建て替え事業が必要かの客観的判定基準を行うものです。構造耐力・保存度・外力条件の3つを基礎として構造耐力について100点満点、保存度について100点満点、外力条件について1点満点の点数を算出しその積として10,000点満点の点数を算出します。現在は耐力度点数が4,500点以下であれば建物を、構造上危険な状態にある建物と判定します。
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更新日:2020年12月11日