【重要】あさひ未来学園 開校時期の延期について

開校時期を1年延期し、令和11年4月に

義務教育学校「あさひ未来学園」の開校時期について、町はこのほど、当初の令和10年4月を1年延期し、令和11年4月とすることとしました。
理由は2点で、うち1点目は整備用地の変更です。昨年6月、朝日中学校から緑が丘公園北側へ変更したことで、新たに用地取得や造成が必要となり、当初想定しなかった業務に多くの時間を費やすことになりました。
2点目は建築設計プロポーザルの遅延と予算上の問題です。昨年6月に策定した「基本構想・基本計画」において、建築設計業務については、令和6年度の第4四半期に着手する予定でした。実際の作業としては、1月上旬に設計業者の選定(設計プロポーザル)に着手する予定でしたが、用地変更に起因する業務の増により、未だできていない状況です。
建物の設計期間はプロポーザルの公告から概ね18か月程度を想定し、令和6年度から8年度までの3か年事業として今年度予算に計上していますが、プロポーザルは、開始から決定まで3か月程度かかる見通しで、年度内に契約まで終えることができなくなりました。
地方自治体の予算に関して、複数年にまたがる事業の場合は、事業の初年度に契約を結ぶ必要があります。これが出来なくなったことにより、プロポーザルの開始時期は4月以降に変更せざるを得ず、事実上、3か月の遅れが発生しています。これが決定的な要因となり、やむを得ず開校時期を延期することとしました。
 

(教育長より皆様へ)町民の皆さんの想いを適切に反映した設計で、期待に沿える施設に

昨年4月以降、建設業界の働き方改革に伴い、業界全体が完全週休2日制に移行しています。校舎建設にかかる工期も、これまでよりも長くなることが確実な状況の中、この3か月という時間的ロスは取り返せるものではないと判断しました。
開校時期を令和10年4月にこだわりすぎるあまり、町民の皆様の想いを設計に反映できなくなれば、本末転倒です。ここはひと呼吸おいて開校を先延ばしし、皆様の期待に沿える施設をめざします。
あさひ未来学園での学校生活が叶わなくなってしまった現小学5年生の皆さんをはじめ、保護者、地域の皆様におかれましても、この延期により、大小様々な影響があるかと思います。どうぞこうした事情をご理解いただき、今後とも学校づくりを応援いただきますようお願いいたします。

朝日町教育委員会 教育長  堀  俊一

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更新日:2025年02月13日