平成27年度第2回総合教育会議会議録
第2回朝日町総合教育会議会議録
平成27年9月29日(火曜日)
午前11時00分~正午
創遊館会議室
出席委員
- 朝日町長 鈴木 浩幸
- 朝日町教育委員会
教育長 小林 道和
委員 児珠 孝童
委員 鈴木 良子
委員 五十嵐義一
委員 井上 幸弘
職務のため出席した者の職氏名
- 教育文化課長 松田 勝美
- 主幹 山口 義博
- 主査 佐藤 修(書記)
1.開会
課長の進行及び開会宣言
2.あいさつ
- 朝日町長 鈴木浩幸
- 教育長 小林道和
3.協議事項
教育文化課長より会議の招集者である町長を議長とすることを確認し、了承を得る。
議長(鈴木町長)
- 平成27年度全国学力・学習状況調査について、説明を求めた。
主幹
別紙資料により説明を行った。
教育長
4月はNRT、年度末はCRTによる絶対評価で成果を測る。ともに全額公費で取り組んでいる。
議長(鈴木町長)
CRTの公費対応は他でもやっているのか。
主幹
他では、やっていない。各学校の判断で実施している。
井上委員
学校に行くのが楽しい、学校の勉強が楽しいが多くなっており、家庭学習もそんなに長くないが、しっかりしているのは、普段の取り組みの成果と言える。学力向上テストの目的は、それを活用して、さらに学校の取組みを良くしていき、学力を上げることが目的であり、成績が良いところだけを公表するのは目的でない。
主幹
県のアンケートによる、町の公表への取り組みの考え方について、正答率を上げるためだけのものになり、本来の目的を失ってしまう旨の説明を行った。
五十嵐委員
その通りである。
児珠委員
年度によって成績のバラツキが出ることにより、取り組み方が目的から外れていくことは避けられない。
鈴木委員
公表は、先生の負担にもなる。
議長(鈴木町長)
これからもテストの目的を踏まえ、子どもたちのためになることを考えて、実施していくことが大切である。今後もしっかりと取り組んでいきたい。
議長(鈴木町長)
- 平成28年度~平成30年度実施計画の概要(教育文化課分)について、説明を求めた。
教育文化課長
資料により、主な新規項目及び変更点を説明した。
議長(鈴木町長)
質疑、意見の有無を確認した。
五十嵐委員
豊龍の大杉の保護について、文化財を守るために、しっかりと予算の確保に努めてほしい。
井上委員
学習生活指導員の配置は成果が出ている。
社会教育主事の養成は、人材育成の観点でも大切であり、教育委員会以外の分野でも広く活躍できる。取組んで行ってほしい。
児珠委員
中学生の海外、高校生の次世代リーダー養成塾の派遣、良い事業と思っている。さらには、若い社会人を対象としたリーダー養成の学習会の開催をお願いしたい。昔の青年団の大会や青年の船の研修などのイメージでできればと思う。
井上委員
グローバルな教育は単に海外に行くことや語学力を上げることではなく、人との交流、自分で考えて行動できる人を育てることが本当のグローバル化の上で大切なことである。
教育長
根本はそのとおりである。どこに行っても日本人、朝日町の町民として、行動できる人を育てることが目的となる。海外に派遣したらグローバル化の終わりではない。しかし、経験することが成長につながるものであり、海外の生活やふれあいも大切と考えている。
議長(鈴木町長)
今の時代、インターネットで調べるのは簡単。しかし、その場の空気は感じられない。そういう点で、体験させることが大切と考える。
教育長
大所高所、広い視野で意見がいただけた。今後の教育に参考とし、しっかりと取り組んでいきたい。
議長(鈴木町長)
町の教育に対するスタンスをしっかりもって対応していくことが大切である。本日の会議での意見交換で、委員の皆様がしっかりと考えていらっしゃることを強く感じた。教育委員会との連携を強くし、教育行政を行っていくことが、朝日町の教育の推進に大切であり、今後ともよろしくお願いしたい。
以上、協議し、正午に第2回朝日町総合教育会議を閉じた。
閉会
会議録署名委員
教育長
調整職員
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更新日:2019年04月16日