平成27年度第3回総合教育会議会議録

第3回朝日町総合教育会議会議録

平成28年2月26日(金曜日)
午前11時00分~正午
創遊館会議室

出席委員

  • 朝日町長 鈴木 浩幸
  • 朝日町教育委員会
    教育長 小林 道和
    委員 児珠 孝童
    委員 鈴木 良子
    委員 五十嵐義一
    委員 井上 幸弘

職務のため出席した者の職氏名

  • 教育文化課長 松田 勝美
  • 主査 佐藤 修(書記)

1.開会

教育文化課長の進行及び開会宣言

2.あいさつ

  • 朝日町長 鈴木浩幸
  • 教育長 小林道和

3.協議事項

教育文化課長より会議の招集者である町長を議長とすることを確認し、了承を得る。

議長(鈴木町長)
  1. 平成27年度朝日町の教育の推進について(総括)について、各委員に意見を求めた。
教育長

朝日町教育大綱の朝日町教育の基本的方針と施策の各項目に基づき、1年を振り返った。

児珠委員

春の学校訪問、NRTの成績、よくなっていると感じている。
西部地区の区民では複式学級に不安を感じている。学習指導員の配置はあるものの、複式学級という言葉からうける不安があり、区民への対応が必要と思える。

教育長

春の学校訪問、冬の町長学校訪問とみて、複式学級もたいへん進歩していると感じている。秋の総務文教委員の学校訪問でも各議員、複式学級の質の高さに感銘していた。2年3年の複式だが、2年生の目当ての高さ、3年生の面倒みの良さ、リーダーシップの取り方、複式だから身につくこともあり、よいところである。西小から複式の良さを発信させていく。

町長

複式の言葉のイメージがついてくるが、実際見てみると良い面が見えてくる。教育長の言うとおりひとつの教室で過ごすことで、後輩の目当てが高まり、先輩の自覚が高まる。地域の方々への学校参観などを行うことで、地域に発信していくことが大切である。

井上委員

2年3年生の複式だが、イベント的に1年2年の複式や3年4年の複式に入れ替えたりして、2年がリーダーになれるようにするのも良い面が出る。
ただし、これからの少人数で過ごしていくことを考えると、複式、複式と続けていくことでよいのか。子どもの成長に合わせた適正人数のかかわりも重要ではないか。
複式を続けた場合、学習生活指導員を配置してもらうことは重要であり、続けていく必要がある。

五十嵐委員

複式学級がでてきたが統合はどのように考えるか。寒河江市の田代地区の区民は行政に疑心暗鬼になった。統合の進め方がうまくいったところ、失敗したところがある。どのように考えていくかが大切。適正な人数で活動できないことは子どもの為にならない。ただし、地域から学校がなくなる気持ちもわかり、委員としても勉強し、長期的な進め方が必要。

教育長

統合については、地域の関心が非常に高い事項。今後3校体制をどのように対応していくかは慎重に検討していく必要がある。

鈴木委員

複式は、見ている保護者は納得していると思う。見ていない方にも見る機会をあたえるとよい。

五十嵐委員

大谷剣道スポ少に山大生のチリ人が来た時に子どもたちは物おじせず、自分から話しかけていた。昔とは子どもたちも変わってきており、海外研修もぜひ、頑張ってほしい。
町外の人から大谷小、西小の体育館を誉められる。もっと広めてはどうか。

井上委員

体育館もそうだが、教育環境がいい。良い面を発信していい先生を呼んでほしい。
子どもの成長は、小学校の姿が中学校の生活でかわる。小学校の先生は見て感じている。中学校の先生がもっと小学校の先生と関われる、そんな仕組みを保小中連携につなげてほしい。
また、授業研は、すべての先生が集まり、見ることができ、情報を発信する大切な場であり、大切にしてほしい。

議長(鈴木町長)
  1. これからの朝日町の教育の推進について、各委員に意見を求めた。
五十嵐委員

小中一貫教育は、だれがイニシアチブをとって進めるのか。

教育長

教育委員会の考えを町校長会で話をしながら進めていく。その中で、その中で保小中の連携が必要と認識されており、来年の教育研究所に部会を設け対応していく。

井上委員

海外研修派遣事業、良い事業にしていってほしい。
教育委員会で人材を選定していくのか。その後もいろいろな場で活躍できるような人を育ててほしい。
出来るだけ学業だけでなく、一つ光る子どもを育ててほしい。

課長

選定の詳細はこれから決めていく。海外の事業だけでなく、事前、事後の研修も大切で、一連の研修で育成していけるようにと考えている。

五十嵐委員

県内の例はあるのか。

課長

大江町は2年目、12名程度をアメリカモンタナ州へ。白鷹町は今年から実施し、10名程度で中高生中心にオーストラリア派遣した。

議長(鈴木町長)

募集は、いつから行うか。

課長

3月に要綱を周知し、4月に募集、選定する予定。

五十嵐委員

IG基金の活用は、7年程度でなくなる。その後も町費を出して長く続けられるように取り組んでほしい。
明治政府を作った要人もヨーロッパで学んだ。町も次代を担う人のために海外で学んでもらい頑張ってほしい。

議長(鈴木町長)

基金の運用については、寄付者であるIG工業の会長の了解も得ている。その他もふるさと納税や町費を充てるなりして継続していきたい。
今年度の教育行政の取組みまたは、今後の教育に対し、貴重な意見を頂いた。これらの意見を踏まえて、平成28年度の施策につなげていきたい。

以上、協議し、正午に第1回朝日町総合教育会議を閉じた。

閉会

会議録署名委員

教育長

調整職員

この記事に関するお問い合わせ先

教育文化課

〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
電話番号:0237-67-3302 ファックス番号:0237-67-3375
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更新日:2019年04月16日