特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」に関する注意喚起
特定外来生物に指定される「クピアカツヤカミキリ」が全国的に増えています。東北地方ではまだ発見されていませんが、桜や果樹が枯れ、倒木になるなどの被害が発生するため、生態等をよく理解し、早期発見・防除につなげていきましょう。
クビアカツヤカミキリとは
東アジア地域原産のカミキリムシで、桜や桃などのバラ科樹木に寄生します。繁殖力や拡散能力が高く、幼虫が樹の内部を食べて枯らしてしまう外来のカミキリムシです。
日本では2012年に愛知県で暴初の被害が確認されましたが、その後、22都府県(令和8年8月現在)に侵入して桜並木や果樹園などに大きな被害をもたらしており、2018年1月に「特定外来生物」に指定されました。
※詳細は以下の環境省のチラシをご覧ください
環境省のクビアカツヤカミキリムシの注意喚起チラシ (PDFファイル: 837.5KB)
生態と特徴
成虫は全長30~40ミリメートルほどで、赤い首(前胸部)と光沢のある黒い体が特徴的で、幼虫は木の内部に潜り込むため、外見上は見つけにくいことがありますが、木の表面にフラス(木くずや糞)を排出します。
被害を受けやすい木
桜、桃、梅、すもも、りんご、おうとうなどのパラ科樹木
※果樹園だけでなく、公園や庭にある桜なども被害を受けます
被害の特徴と見つけ方
幼虫の活動期は4月から10月頃までで、この期間の幼虫は、「フラス」と呼ばれる食べた木屑と糞が混ざったものを、幹や枝に開けた孔(排糞孔)から盛んに排出します。
樹皮の表面や枝の分かれ目、根元などでこのフラスを見つけることが、この虫の侵入を発見する重要な手掛かりになります。被害を放置してしまうと樹木がダメージを受けてやがて枯死や倒木に繋がるだけでなく、周辺への被害拡散の供給源にもなってしまいます。
※バラ科樹木に被害の兆候がないか、日頃から注意して観察や点検をしていただけますようお願いします
対策
<幼虫の場合>
・樹幹へ薬剤の注入(樹種毎の登録農薬を使用)、樹皮の穴から針金を使い直接刺殺する
<成虫の場合>
・成虫が拡散する5月~8月に樹幹にネットを巻き、捕殺する
・6月~8月に樹木へ農薬散布する(樹種毎の登録農薬を使用)
<共通対策>
・被害を見つけたら伐採・伐根し、焼却またはチップ化する
もしクビアカツヤカミキリを見つけたら、逃がさずにその場で捕殺し、農林振興課までご連絡ください。
※特定外来生物であるこの虫を捕まえて、生きたまま移動することは、法律で禁止されています。
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更新日:2026年09月11日