2014年2月_「今日だけがんばろう、明日はがんばろう。」

「成功する人は、成功するまでやり続ける人である」

三十歳の日本人女性小保方晴子さんが、Stap細胞という全く新しい万能細胞の作製方法を世界で初めて確立したというニュースは、瞬く間に世界中を駆け巡りました。

さらに深い感銘を与えてくれたのが小保方さんの素顔でありました。最初にこの論文をイギリスの科学雑誌に投稿したところ「あなたは、過去何百年にも及ぶ細胞生物学の歴史を愚弄している」と返答され悔しい思いをしたと話していました。研究は五年間に及び、その間「それは間違いだ」と人から言われた時など「明日失敗したらこの実験はやめよう」と何度も思ったそうです。そんな時「今日だけはがんばろう、明日はがんばろう」と毎日のように自分に言い聞かせ、白衣の代わりに祖母からもらった割烹着姿で研究を続けてきたと言っておられました。

この割烹着を着ることにより、家族がいつも見守り応援してくれていると感じながら、自分を励まし、研究を続けてこられたのではないかと思われました。

人間は、辛く苦しい思いよりも、より多くの人の優しさ、愛情、感謝など、自分を支える前向きな思いを感じることにより、折れない心、あきらめない心、信じる心を養い、最後までやり遂げることができるのです。そんな人間の強さを持った小保方さんの生きる姿勢を通し「成功する人は、成功するまでやり続ける人である」と教えてくれているのではないかと思います。

  広報あさひまち 2014年2月号より

この記事に関するお問い合わせ先

政策推進課 広報ブランド係

〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
電話番号:0237-67-2112 ファックス番号:0237-67-2117
お問い合わせはこちら

このページに対するご意見をお聞かせください。
この情報をすぐに見つけることができましたか?
お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現はわかりやすいものでしたか?

朝日町役場へのお問い合わせは、各ページの「この記事に関するお問い合わせ先」へお願いします。

更新日:2019年03月29日