2012年10月_「友好の町」締結 大きな試練を乗り越えて 今築く二町の友好

「友好の町」締結 大きな試練を乗り越えて 今築く二町の友好

昨年春の大型連休明けの五月九日午後七時から、宮城県七ヶ浜町への復旧支援ボランティアの説明会を、町民の皆さんに呼び掛けたところ、六十人を超える大勢の方々が開発センターにお集まりくださいました。若い人もいれば年配の方々もおり、そしてまた男性の方もいれば女性の方もおられました。その皆さんの表情から、私たちにできることがあれば、なんとか被災地の皆さんのためにお役に立ちたいという熱い思いが、ひしひしと伝わってくるのを肌で感じることができました。

その後、五月、六月の約三十日間で延べ四百人を超えるボランティアの方々にご協力をいただきましたことは、朝日町民として非常にうれしく、また誇りに思ったところでありました。

昨年の三月十一日発生した東日本大震災から約一年半が過ぎた、今年の九月二十五日、七ヶ浜町と朝日町の「友好の町」締結式を、七ヶ浜国際村を会場に執り行うことができましたことは、すべての列席者の方々にとりましても、感慨もひとしおであったことと思います。

互いの町の小学生による「海の子、山の子交流事業」も十一年目を迎えました。さらに大震災という未曽有の災害を乗り越え、今まさに互いに手を携えて、未来を切り拓いていこうというパートナーを得たことは、お互いの町にとって心強く、両町のこれからの町づくりに大いなる力を与えてくれるものと思います。

「友好の町」締結を機に、海の町・山の町としてのそれぞれの特性を活かし、各分野における交流が、両町の更なる発展に繋がることを心から願って止みません。

広報あさひまち 2012年10月号より

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更新日:2019年03月29日