2009年4月_いつも明るく前向きに~プラス思考で行こう~

前向きな言葉や態度が積極的な思考をつくる

ある国に行った二人の靴屋さんの話。二人が行ったその国の人たちは靴をはいていませんでした。一人はこうつぶやきました。「この国の人は、誰一人靴をはいていない。靴をはく文化も習慣もないようだ。このような国では靴が売れる見込みはないだろうな」。もう一人は目を爛々させて、こうつぶやきました。「この国の人は誰も靴をはいていない。ということは、この国のすべての人がお客様になる可能性があるということか。よし、がんばって、ガンガン靴を売るぞ」。

物の見方、視点の置き方で、まるで違う発想、考え方になるという、たとえ話です。

ではいったい、この発想の違いはどこから来たのでしょうか。

浜松医科大学の高田明和先生の「私たちの脳は、意欲の方向に働きを変える」と言う言葉の中に、その答えがあるように思われます。先生は、脳梗塞になった人の例を挙げて、「もう一度話ができるようになりたい」「手足を自由に動かせるようになりたい」という本人の「強い意志」により、たとえ困難と思われることでも、人間の脳はそれを克服していこうとする方向に進み、言語・運動機能の快復形成につながって行くのだと教えています。

どの方向に自分の気持ちを持っていくか。「できない」「だめだ」と思うのか、「よしやってみよう」「がんばろう」と前向きに物事を考えるのか。重要なのは「気持ちの持ち方」であると思います。

「明るく前向きな気持ち」を抱き続けていくためには、常日ごろからの、態度や言葉使いが重要です。きびきびとした爽やかな明るい態度。そして前向きな肯定的な言葉遣い。これらが人間を積極的で前向きな考えにし、明るく朗らかな気持ちにしてくれます。そこに明るく前向きな世界が広がって来るのです。

広報あさひまち 2009年4月号より

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更新日:2019年03月29日