2008年7月_青春に感動!! 勇気をありがとう

『大きな勇気をいただいた西村山地区中学校総合体育大会』


全力を出し切る。悔いを残さない。持てる力をすべて出し切る。最後まであきらめない。常に立ち向かう姿勢。自分たちの力を信じ、自分で自分を卑下することなく、胸を張って立ち向かう、その姿に私たちは深く感動し、勇気を与えられました。
六月十五日、西村山地区中学校総合体育大会。女子バスケ準決勝。新人戦地区優勝、県下ナンバーワン選手を擁する陵南中に、部員六人の朝日中女子バスケ部がどう挑むか。


毎日毎日の厳しい練習に耐え、本気と本気のぶつかり合いによって、一歩一歩成長し、絶え間なく頑張り続けた努力の結晶が、強い「信頼の絆」となって、先生・選手、そしてそれを見守る父兄の心をも一つにした渾身の準決勝。「必ず勝つ」という一丸となった強い気持ちの中、ホイッスルが鳴り、試合が始まりました。大方の予想を覆し、先制シュートを決めた朝日中が第一クォーター終了時十一点のリード。最大十七点差をつけ、その後九点リードで迎えた最終第四クォーター。残り五十秒で二点差に迫られ、残り四十秒で同点。すかさずワンシュートを決めたものの、再度同点に追いつかれた。その後ついに力尽き、最後のホイッスルの後、コートにうずくまる六人の小さな肩を、親も先生も深い沈黙の中、じっと温かく見守るだけでした。


どんな小さなチームでも、心が一つになった時、そのチームははかり知れない力を発揮する。たった六人で戦った朝日中女子バスケ部の先生・選手の皆さんに心から拍手をおくり、また大きな勇気をいただいたことに心から感謝を申し上げたい。


県大会出場の夢破れた多くの選手にとって、これまでの中学生活の大半を費やしてきた汗と涙と頑張りが、きっとこれからの人生の中で、尊い思い出・心の支えとなって、一人一人の胸の内に、いつまでも深く刻み込まれていくことと思います。
青春に命を懸け燃え尽きた多くの若き情熱に、限りない賞賛と感謝の気持ちを送ります。


広報あさひまち 2008年7月号より

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更新日:2019年03月29日