2007年8月_明るく・元気に・前向きに

勉強が出来るようになるためには、先生や科目を好きになることだそうです。もともと脳には自己保存の仕組みが備わっており、危険なモノ、嫌いなモノを避ける習性があるのだそうです。
興味や関心のない、どちらかと言えば嫌いな授業や科目は、そもそも脳が拒否して受け付けなくなってくるのだそうです。

しかし、すべて物事には表と裏があるように、このことと全く逆を意味する言葉もあります。それは、「好きこそ物の上手なれ」という言葉です。つまり、好きであればこそ何事にも興味を持ち、楽しもうという考えが生まれてくるのだと、日本大学大学院の林成之教授は言っています。

好きなものは覚えやすく、上達も早くなります。一方、「嫌いだ・大変だ・難しい」などの否定的な考え方は、脳の本能により自己保存の本能が働いてきます。そして否定語を言うと、人間の脳はうまく働かなくなってきます。なにげなく使う否定語は自分の記憶力をダメにしているのです。「ぼやいてから仕事をする人からは新しい発想は生まれない」と林教授は言っています。

「前向きにやる気をもって積極的に取り組むこと」このことがいかに大事か。親が自分のやっている仕事は大事なんだと、自分の子どもに伝えていくことが、後継者問題の解決につながり、また、この町の良さ、地域のすばらしさを伝えていくことが、町の将来の発展につながっていくのです。
どんな時でも、「明るく・元気に・前向きに」「やる気・挑戦」の気持ちを持って生きていくこと、これがひいては誇りの持てる、誰もが愛せる町の実現につながっていくと信じています。


広報あさひまち 2007年8月号より

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更新日:2019年03月29日