2007年10月_心を込めたものづくり

10月8日、朝日中3年生と保護者の皆さんで、朝日町ワイン城敷地内のぶどう畑において、親子体験学習ぶどうの収穫作業をしていただきました。当日はあいにくの雨模様で、大変難儀を掛けましたが、この日に獲れた約一トンのぶどうを材料に今後ワインを製造し、5年後の成人式の日にプレゼントすることにしております。

朝日町ワインは、山梨県で行われる国産ワインコンクールにおいて、4年連続で入賞しています。今年は銀賞一点、銅賞二点を獲得し、特に銀賞を受賞した「朝日町ワイン・ロゼ」はロゼ部門の「最優秀カテゴリー賞」に選ばれました。
何でもそうでありますが、ものを育てて、作っていくということは、それを育て作った人の気持ちが、そのまま製品に現れてくるものです。
朝日町ワインの原材料となるぶどうは、ほぼ百パーセントが町内で育てあげられたもの。生産者の皆さんの愛情はもとより、有限会社朝日町ワインによる丹精込めた仕込み作業が相まって、初めてこのように素晴らしい評価を得ることができたものと思っております。

朝日町は「りんごとワインのまち」をキャッチフレーズとして、町づくりを行ってきました。このようにコンクールで高い評価を得たワインとともに、百年以上の歴史の上に、多くの先人が苦労に苦労を重ねて築き上げてきた朝日町のりんごも、東京などの市場において高い評価を得てきました。真面目に、心を込めてものを育て、そして作ってきた朝日町民のやる気とがんばりが子育てに、教育に、産業に、そして町づくりにつながって来ているものと思われます。
親子体験学習を通して、朝日中3年生の皆さんには、「気持ちを込めて、物を育てること」と町の先人の努力の成果が、今の朝日町の礎を築いていることを学んでいただければと思います。


広報あさひまち 2007年10月号より

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更新日:2019年03月29日