2006年10月_実りの秋に思う

黄金色に輝いた稲穂も、もうだいぶ稲刈りを終え、秋の実りに感謝する季節となりました。
乾いた土色から水分をにじませ濃い土色に姿を変えた春先の田起こしから、水を張った水田にうす黄緑色の早苗が次第に鮮やかな緑へと姿を変えていく初夏から夏。そして今、いなご飛び交う黄金色に染まった実りの秋に、私たちの心も喜びと感謝の気持ちに満ちてきます。 何気なく毎日を過ごす私たちの周りは、確実に姿を変え、日々変化をしています。その流れに何の疑問も不思議さも感じず、それが当たり前だということさえ気づかずに過ごしているのが、現代日本に住んでいる私たちではないでしょうか。

10年ひと昔。しかし、もはや時代はそれ以上に目まぐるしい変化を遂げています。たった10年間でこれだけの携帯電話の普及。町には自動車があふれ、家々には部屋ごとにテレビが主のごとく居を構えています。こんな世界を50年前、一体誰が想像していたでしょうか。100年前は言うに及ばず、もしこの現代に浦島太郎が存在していたなら、おそらく彼は気を失ってしまうかもしれません。 今、新聞の経済面を見ると情報関連の記事が載らない日はありません。それも次第に紙面の面積を増やしています。

来年4月、わが町全域に光ファイバー網が整備され、いつでもどこでも、情報の発信受信が可能な体制が整います。すでに時代は情報化時代。その中で自然環境に恵まれ、なおかつ最先端の情報環境社会に対応できる町、そんな誰もが誇りに思える町がそこまできています。


広報あさひまち 2006年10月号より

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更新日:2019年03月29日