2007年2月_時代を創る

今年の冬の挨拶は、どこへ行っても「雪が少ないですね」ではじまりました。雪が少なくて良いのか悪いのかは、一年を通してみないと何ともいえないところがあります。
農作物への影響はどうだろう。環境、自然、そして災害への影響はどうだろう。様々な観点から、すでに議論されています。

常と異なる事態に直面した時、往々にして人間は最悪の事態を想定するものです。そうなった時の影響を考慮し、そしてそうならないようにするには、どのような対策を講ずるべきか検討し実行する。こうした姿勢・取り組みが「人間が人間である所以」の行動であろうと思います。

人間は運命に対し、何時も従順なものとは限りません。むしろ人間は自らの手で運命を切り開いていくものです。流れに流されることなく、自らの意思をしっかり持ち、時代の潮流に果敢に挑戦していく。そういう姿勢が時代を築く大きな原点であり、それこそが時代の流れなのです。

時代の流れとは、どこからか降って沸いてくるように思いがちですが、決してそんなことはありません。人間が人間の手で自ら作っているものなのです。悲観したり、あきらめたり、臆病になることはないのです。自分たちの手で、自らこの町を作っていくんだ。その思いが、町の将来を形づくっていくのです。

今年も町民の皆さんとともに、時代の潮流に果敢に挑戦していきます。


広報あさひまち 2007年2月号より

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更新日:2019年03月29日