2005年6月_やる気・挑戦の町づくり

「私たちの脳は、意欲の方向に働きを変える」これは、浜松医科大学の高田明和先生のお話です。

人の脳は、左の脳が、言語と右半身の運動神経中枢をつかさどっており、右の脳には本来その働きがない。しかし左脳が脳梗塞になった人でも、リハビリの結果、徐々に話もできるようになり、右手も使えるようになる。後でよく調べてみると、右の脳に本来備わっていない言語能力や右手を動かす能力の機能が形成されてきていると言うのです。

お医者さん看護師さんは、ただ患者さんに手助けをしているにすぎず、患者さん自身が「右手を動かそう」「話ができるようにしよう」と思わなければ、右手を動かすことも話すこともできない。結局は本人の「やる気」と「意思」が不可能を可能に変えさせ、右脳に新たな力・命を吹き込むのだと言うのです。
このように私たち人間は、「やる気」と「強い意志」によって、たとえ困難と思われることでも、克服していくことが可能なのであります。
「もしかしたら、何とかなるかもしれない」「やってみよう」そう町民のみなさんを元気付けることが、私の仕事の一つであると考えています。


広報あさひまち 2005年6月号より

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更新日:2019年03月29日