2006年3月_必ずある希望の光を信じて

12月に降り始めた雪は止むことを知らず、今年の冬は記録的な豪雪になってしまいました。

そんな、豪雪だったこの冬も、2月も半ばより、しだいに晴れ間も続き、3月も半ばの今日に至っては、めっきり雪も静まり、春先めいた日和となってきています。
私たちはどんなにその年が豪雪であろうとも、三寒四温の繰り返しの後には、必ず日差し木漏れる暖かな春が来ることを知っています。

人間にとって最も大事なことの一つは、今がどんなに辛く苦しい時期にあっても、この先には必ず希望の光があると信じることです。どんなに長いトンネルも、はるか遠くの出口からわずかに漏れる明るい光が、私たちを希望の出口へと導いてくれるのです。
私が小学校3年生の時、校長先生からお聞きした「パンドラの箱」の話。ギリシャ神話の話で、ゼウスがパンドラに、あらゆる禍いを封じ込めて人間界に持たせてよこした箱で、これを開いたために不幸が飛び出したが、いそいで蓋をしたため希望だけが残ったという話です。

3月は卒業のシーズン。世の中は確実に時を刻み、人間は時とともに確かに一つのハードルを越えていきます。これから待ち受ける人生において、必ずある希望を信じ、そして自らも希望に向かって人生を前向きに歩いてもらえたら、必ずや皆さんの上に幸せが訪れて来るでしょう。


広報あさひまち 2006年3月号より

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更新日:2019年03月29日