2016年12月_チャンス!チャレンジ!朝日町!

いつの時代も私たちの先輩は、時代を見据え先駆的な取り組みを他に先駆けて取り組んでこられました。入植以来130年、その間無袋ふじの技術を確立し確たる基盤を築いてこられたりんご産業。ぶどう生産者とともに創業70年の歴史を超えるワインの醸造。さらには世界で唯一の空気神社の建立。県内で初めてとなったりんごの海外輸出等々。時には厳しい時代の困難の中、忍耐強く努力を重ね、今日の基盤を築いてこられた先輩方のチャレンジ精神こそ、朝日町民に脈々と受け継がれてきたDNA（遺伝子）だと思います。

今年の3月25日、グローバル企業であるミズノ株式会社と朝日町とがまちづくり事業について5年間の提携を結ばせていただきました。しかしなぜ、全国1,700余りある自治体の中から朝日町が提携相手として選ばれたのか。ミズノ社曰く、「長期的な提携を結ぶうえで、チャレンジ精神旺盛な町の気風は好ましく、これが重要な決定打となりました」。

チャンスがあるからチャレンジするのではない。チャレンジするからチャンスが訪れてくる。

まさに私たちの先輩たちが築いてくださった朝日町スピリットとでも言うべき「チャレンジ精神」こそ、未来の朝日町を築いていく大きな原動力であることを、私たちは身をもって実感したところであります。

この「チャレンジ精神」を前面に打ち立て、まちづくりにあたっていくことこそ、先人たちの恩に報いることであり、未来の世代への確たる継承につながるものと確信しております。

これが「チャンス！チャレンジ！朝日町！」の真髄であります。

広報あさひまち 2016年12月号より