2016年5月_人間の思考と行動

~人間は心の中で考えているとおりの人間になる~

人は絶えず何かを探し求め、彷徨い歩くものです。確たる信念をもって生きる。中にはそういう生き方をしている人もいると思いますが、なかなか自分の信念をもって生きるということは難しいことです。世の中には様々な生き方があります。信念をもった生き方をしている人の姿を見るのは、素晴らしいことではありますが、つまずき転びながらも懸命に前を向き這いつくばって生きている、そんな姿にも私は共感します。

人は生きている限り、誰でも等しく、気づき、思い、経験し、日々成長し続けるものだと思います。ただ成長の度合いに違いがあるとすれば、それは少しの思いやりとか感謝の気持ちのあり方によると思います。

19世紀から20世紀初頭にかけてのイギリスの作家ジェームズ・アレンの著書の中に「人間は心の中で考えているとおりの人間になる」という言葉があります。「行動というのはすべて何らかの考えがあって行われるものである。植物では、バラの種からバラの花が咲き、柿の種から柿の花が咲き、柿の実がなる。柿の種からりんごの実はならない。同じように人間の行動もその人の考え方という種のものしか、その人の行動となって現れない。より良き人生を作っていくには、心や考え方を正しくして、自分自身を高めていくこと。人として正しい方向を向いていれば、やがてその種が花を咲かせ、実になっていく」と教えています。

人を思いやり、感謝の気持ちを持って生きていくと、必ず周りには喜びや笑顔、親切や温かさに満ちた世界が溢れてくることでしょう。

広報あさひまち 2016年5月号より

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更新日:2019年03月29日