町長歳時記 2026年9月_「第一歩」
小さな町の大きな挑戦
十里の旅の一歩
百里の旅の一歩
同じ一歩でも 覚悟がちがう
三笠山にのぼる一歩
富士山にのぼる一歩
同じ一歩でも 覚悟がちがう
どこまで行くつもりか
どこまでのぼるつもりか
目標が その日その日を 支配する
これは明治から昭和にかけて活躍した社会教育家であった後藤静香氏の『第一歩』という詩です。
夏の高校野球甲子園大会開催中の8月17日、元横浜高校野球部監督の渡辺元智氏が亡くなられました。西武ライオンズ、ボストン・レッドソックスで活躍された平成の怪物、松坂大輔投手を育て上げた高校球界の名将でありました。
松坂投手が座右の銘とした「目標がその日その日を支配する」この精神を教え育てた人物が、恩師渡辺監督であったと、某新聞のコラムに掲載されておりました。
「甲子園という目標があれば、同じ練習でも質が異なる。その積み重ねが最後に大きな差となる」
自らに大きな目標を求め、それを目指し、一歩一歩駆け上がっていく。その山の頂が高ければ高いほど、困難も険しさを増していく。
「なだらかな山と日本一の最高峰、どちらを目指すのか。目標しだいで得られるものは変わる」そう愛弟子たちに教え、高みへと導いていった恩師の姿勢が、夢を掴み取るため果敢に挑戦する勇気を、与え続けて来たのではないでしょうか。
未だ見ぬ未来が、遙か彼方の高みにあろうとも、迷うことなく敢えて困難に挑み、その頂を目指して歩み続ける。その覚悟・諦めぬ挑戦・日々の努力こそが私たちに受け継がれてきた朝日町民のDNAであり、それが「小さな町の、大きな挑戦」につながっていくものと思っています。
広報あさひまち2026年9月号より
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更新日:2026年09月16日