町長歳時記 2025年10月_苦しい時だからこそ夢が必要だ

「起死回生」から「反転攻勢」へ

ある意味で、朝日町は日本における少子高齢化による社会状況の、最先端の町と言えるかもしれません。

辞書によりますと、「『起死回生』とは、滅びかけているものや絶望的な状態のものを、立ち直らせること。再び蘇らせること」とあります。

また、「『反転攻勢』とは、『劣勢から攻勢へ転じること』で、一度は劣勢や守勢に陥っていた状況から、勢いを転じて攻撃に転じること」とありました。

今、私たちの町は、小中一貫の義務教育学校「あさひ未来学園」(令和11年4月開校)創設に向け、一歩一歩着実に取り組み前進しています。

これから将来において、「あさひ未来学園」は、必ず大きな歴史の役割を果たす学園になります。ここに学び育った子どもたちは、地域の振興発展のみならず、日本さらには世界に向かって貢献でき得る人財となるでしょう。

人は学び巣立って行きます。しかし学びはそこで終わってしまうものではありません。学びは一生涯その人とともにあるのです。「あさひ未来学園」で培われた気風を自分の生きる指針として、絶え間なく学び続ける人間として成長し続けたなら、きっと世界人類のために尽くすことのできる人財として、次の代に引き継がれていくでしょう。

それだからこそ私たちは、今を懸命に学び、そして勇気を持って行動でき得る人財の育成の場を、未来の子どもたちのために築いていかなければならないのです。

勇気を持って可能性に挑戦し、世界で活躍できるような若者がどんどん増える町づくりをすることが、将来に渡って朝日町が輝き続ける大きな力となるのです。

これこそ朝日町における「起死回生」から「反転攻勢」への道筋であります。

「苦しい時だからこそ夢が必要だ」(本田宗一郎氏の言葉)。その「夢」を実現するため、子どもたちの誇りとなる「あさひ未来学園」を創って参ります。

広報あさひまち 2025年10月号より

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更新日:2025年10月16日