8月9日 平成28年 ぶどう収穫感謝・ワイン仕込み作業「安全祈願祭」

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有限会社朝日町ワインで8月9日、ぶどう収穫感謝とワイン仕込み作業「安全祈願祭」が行われました。

今年のワインの仕込み作業を始めるにあたり、良質なブドウが収穫できたことに感謝するとともに、作業の安全と質の高いワインの醸造を祈願するもので、ブドウ生産者や販売業者など、関係者約30人が出席。今年は雪解けが早くブドウの生育も順調であることから、例年より2週間ほど早い開催となりました。

神事では出席者の代表7人が神棚に玉串とブドウを奉納。式辞では代表取締役社長の鈴木浩幸町長が、「よいぶどうがなければ、よいワインは生まれない」という朝日町ワインが掲げるワインづくりの基本理念に触れ、ぶどう生産者の方々をはじめとした皆さんのご協力に感謝し、これからも安心安全な美味しいワインをつくり続けていきたい、とあいさつしました。その後果実と茎とを分ける仕込み機械のスイッチが入れられると、出席者によって新鮮なデラウエアが次々にベルトコンベアーに載せられ、仕込み作業が始められました。

今年のブドウの生育について「早い雪解けで遅霜の被害もなく、梅雨の大雨の被害も無かったため、甘みと酸味のバランスの良いブドウが順調に生育している。これから夏を過ぎ、昼夜の温度差が大きくなって、ブドウの成熟期にとって申し分のない天候になることを期待したい」と近衛秀敏営業部長兼工場長。作業は12月頃まで行われ、今年は白系140トン、赤系180トンの合計320トン(前年比108%)が仕込まれる予定です。   

日本ワインコンクール2016で2年ぶり3度目の金賞を受賞

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国内で栽培されたブドウのみを用いたワインを対象とする「日本ワインコンクール」。今年は朝日町ワインの「2015柏原ヴィンヤード遅摘み赤辛口」が国内改良等品種・赤部門で金賞を受賞しました。

同銘柄はコストパフォーマンス賞(※)も同時受賞。ほか銀賞の「2015マイスターセレクション遅摘みマスカットベリーAロゼ辛口」が通算6度目のロゼ部門最高賞と、コストパフォーマンス賞を受賞するなど、合計14銘柄が入賞しています。

14回目を迎える同コンクールには、全国22道府県のワイナリー96社から13部門に694銘柄がノミネート。朝日町ワインは13年連続の入賞で、金賞受賞は2年ぶり3度目となるほか、県内ワイナリーの入賞23銘柄のうち半数以上の14銘柄を占めるなど、その評価はますます高まっています。

(※)銀賞以上を受賞した2,000円未満のワインで、最高点を獲得したものが対象。今回は9銘柄が受賞している。  

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厳かな雰囲気の下、執り行われる神事

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代表取締役の鈴木町長をはじめ、出席者の代表が神棚に手を合わせました

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仕込み機械のスイッチが入れられ、新鮮なデラウェアが次々にベルトコンベアに投入

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果実と茎とを分け、実を搾る機械へと吸い込まれていきました

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更新日:2019年03月29日