4月22日 全国からトップ選手が集結 日本カヌーフリースタイル選手権大会
4月22日、カヌーランド(玉ノ井地内/通称「タンの瀬」)で「平成30年度日本カヌーフリースタイル選手権大会(兼2018カヌーフリースタイル・ワールドカップ選考会)が開催されました。
本大会は2009年からこの場所での開催となり、今年で10年目。安定感のある波と好アクセスの立地を誇り、国内でも有数のカヌースポットとして愛されているカヌーランド。フリースタイルでは、特にコンディションとして豊富な水量が好まれることから、雪解け水の多いこの時期に開かれています。主催は公益社団法人日本カヌー連盟。
カヌーの「フリースタイル」とは、「ウェーブ」とよばれる波の立つ場所や、「ホール」とよばれる流れの落ち込む場所などで2メートル前後のカヤック(艇)を乗りこなし、様々な技を繰り出すもの。激流の中でターンや宙返りなど、艇を自在に操る姿はダイナミックそのもので、「水上のロデオ」とも呼ばれています。
競技は60~45秒間(競技によって設定)の中でできるだけ波の中にとどまり、様々な技を繰り出してその得点を競うもの。エントリーしたのは昨年の世界選手権出場者など、全国各地から集った国内トップパドラー約30人(県内出場者は2人)。最上川の激流の中、難易度の高い豪快な技が繰り出されると、周囲からは大きな拍手と歓声が上がっていました。
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大会当日の様子
午前8時頃、大会当日のカヌーランド駐車場
北は北海道から南は大分まで、国内各地から多くの参加者が集まっていました。
なんと、正月三が日明けからここに通い、練習に励む選手もいるのだそうです
午前8時15分、開会式が始まりました
進行は、大会事務局を務める株式会社モンベル(同社内日本レクレーショナルカヌー協会)の安部浩司氏
選手歓迎のあいさつをする鈴木浩幸町長
開会式を終え、いよいよ「たんの瀬」に向かいます
町広報は、競技開始から正午まで、予選会の様子を取材しました
はじめに行われたのは、流れの少ない場所で実技を行う「SQ(スクォート)」という競技
60秒の制限時間の中で多くの技を決める選手たち
岸辺では、カメラを構えたギャラリーが見守ります
こちらは女性の部。この選手は唯一、手に付けるタイプのパドルで演技を行っていました
続いては、最も出場選手の多い「K-1(カヤックタイプ1人乗り)」
45秒の制限時間の中、激しい波を乗りこなしての演技はまさに水上のロデオです
こちらの選手は最年少の16歳。広島から出場の選手で、カヌー歴はベテランだそうです
激しく飛び散る波しぶきと、選手たちのベストショットを狙うカメラマンたち
予選でも惜しみなく披露される素晴らしい技の数々
中山町から出場の選手も大健闘
技が決まるたびに、観客からは大きな歓声と拍手が贈られていました
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更新日:2019年03月29日