8月10日 令和3年度 ブドウ収穫感謝・ワイン仕込み作業「安全祈願祭」

加工されるブドウの写真

 有限会社朝日町ワインで8月10日、今年度のブドウ収穫感謝とワイン仕込み作業の安全を祈る「安全祈願祭」が行われました。

 今季のワインの仕込み作業を始めるにあたり、今年も良質なブドウが収穫できたことに感謝するとともに、仕込み作業の安全と質の高いワインの醸造を祈願するもの。神事でははじめに祝詞奏上の後、出席者代表が神棚に玉串とブドウを奉納しました。続いて代表取締役社長である鈴木浩幸町長が、「自然環境の変化に注意しながら、生産者の方々の誠心誠意が込められたブドウを心を込めて醸造し、期待されるようなワインを造っていきたい」とあいさつ。

 その後、果実と茎とを分ける仕込み機械のスイッチが入れられると、出席者によって新鮮な県産のデラウエアが次々にベルトコンベアーに載せられ、仕込み作業が始められました。 

今年のブドウの生育について、「春先に霜による被害があったものの、その後の管理と好天に恵まれたこともあり、順調に推移している。今年は梅雨明けを境に猛暑の日々が続いている。これから夜温が下がってブドウの成熟期にとって申し分のない天候となることを祈り、高品質のブドウが収穫できることを期待したい」と話す、佐藤丈助専務取締役。

 仕込み作業は11月末頃まで行われ、今年は白系150トン、赤系150トンの合計300トンが仕込まれる予定です。

サクラワインアワード2021でゴールド賞2点、シルバー賞3点

ジャパンワインチャレンジ2020でシルバー賞4点、ブロンズ賞7点

 サクラアワードは一般社団法人ワインアンドスピリッツ文化協会理事長である田辺由美氏が審査責任者を務めるコンクール。審査員は全員女性で、ソムリエ、ワイン醸造家、ワインスクール講師、ジャーナリスト、輸入・流通関係者やワインショップの販売員などワインのプロが集います。日本ワイン・海外ワインの生産者および取扱会社やワイン輸入会社を対象にエントリーを募り、今回は186人の審査員が、32か国から4,562アイテムアイテムを審査しました。

 ジャパン・ワイン・チャレンジは1997年に設立された国際ワインコンクールでアジア最大規模のワイン審査会の一つと言われ、国内外からエントリーされた多くのワインから、様々な部門ごとにベストワインが選ばれます。2020では世界30ヶ国から1,000点を超す出品がありました。

※例年この時期に結果が発表される日本ワインコンクールは、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました。

 

以下、安全祈願祭の様子

安全祈願の神事の写真

良質なブドウの収穫への感謝と仕込み作業の安全を祈願

仕込み機械にブドウを投入する鈴木町長
ベルトコンベアで運ばれるブドウ

出席者の手により仕込み機械に投入されるブドウ

ベルトコンベアの先で加工されるブドウの写真
茎と実に分けられるブドウ、こちらは実の写真
茎と実に分けられるブドウ、こちらは茎の写真
加工後果汁へと変化

ブドウは茎と実に分けられた後、絞られて果汁へと変わります。機械が稼働すると辺り一面にブドウの甘い香りが漂いました。

今回仕込んだデラウェアのワインは10月1日に発売される予定です。

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更新日:2021年08月17日