2月20日 大沼分校さよなら公演 ~神おわす沼~ 浮島物語
平成21年2月20日、この3月をもって閉校が予定されている大谷小学校大沼分校で、人形劇「~神おわす沼~ 浮島物語」の公演会が開催されました。
「~神おはす沼~ …」とは、平成15年の「国民文化祭やまがた2003」の開催に合わせ創作された人形劇で、地区のシンボルである国指定名勝地「大沼の浮島」に伝わる伝説をミュージカル形式に脚色されたもの。今回、同校の閉校にあたり、当時の感動を児童、そして地区の皆さんにもう一度感じていただき、その上で、ふるさとに対する思いを大切にしていただこうと、当時活躍した「人形劇団はなまる」の皆さんが5年半ぶりに再結成されました。
この日集まった「はなまる」スタッフは15人。人形操作のほか、コーラスグループなども多数参加した当時と比較すると、かなりコンパクトなものになりましたが、物語もダイジェスト形式に編集され、随所に解説も入れられるなど、はじめての方にも優しい配慮が施されていました。
3人の在校生のうち、6年生の白田知也君は「5年前の思い出がよみがえりました。この人形劇は一生の思い出です。ありがとうございました」と語っていました。
物語のあらすじ
(注釈)役の行者・證覚(しょうかく)から神秘の地・大沼に残って祈祷を続けるよう命じられた主人公・覚道(かくどう)。社を作って何年か務めますが、寂しくなって都に帰ってしまおうとします。そこに、美しい娘に姿を変えた浮島の精が…。その後、娘(お島)を妻に迎え、覚道は日々の修行に励むようになりましたが、数年後、お島は元の姿に戻り沼へと帰ってしまいます。しかし、覚道は自分を支えてくれる者(精)たちの存在を知ることで、そこを安住の地とし、精進に務めるのでした。
(注釈)役の行者…山岳修行者
人形劇「~神おわす沼~ 浮島物語」の公演会

大沼分校児童による開会のあいさつ

「はなまる」座長が今回の講演の趣旨を説明しました

物語の一幕 大沼浮島の湖畔でバイオリンを弾く青年
「この場所(大沼)に来るとうまくバイオリンがひける、なぜだろう?」

浮島の精たち 中央が姿を変える前の「お島」

地区民と子どもたちが劇に見入っていました

集中のまなざし!

人の姿になった「お島」とその子ども「證太」

フィナーレ!

裏方の仕事も大事です

区を代表して大沼区副区長さんがお礼を述べました

3人の児童と出演者で記念撮影

3人の児童は報道機関の方々より取材を受けていました
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更新日:2019年03月29日