9月11日 大平橋開通式

 主要地方道長井大江線の大平橋がこのほど完成し、平成22年9月11日開通式が行われました。

 この道路は、長井市を起点とし、白鷹町、朝日町を経て大江町に至る総延長約41キロメートルの幹線道路。最上川を挟んで国道287号とほぼ並走し、緊急時の代替路線としての役割を担っています。

 このうち町内今平から大船木までの約1.2キロは道幅が狭い上、土砂崩れや雪崩が発生しやすい区間で、今平地区は過去にこれらによる孤立状態も経験しています。大平橋はこれらを解消するため、県が平成8年から整備を進めてきたもので、長さは約138メートル、車道の幅は6メートル。総事業費は約14億2,000万円で、15年の歳月をかけて完成に至りました。これに伴い、大平橋から大船木橋までの長井大江線は、最上川左岸の危険個所を迂回する形で右岸を通り、国道287号と重複することになります。

 開通式には町や県、そして工事関係者、地元住民など約120人が出席。交通安全の神事のあと、西五百川小の鼓笛隊を先頭にした渡り初めが行われ、開通を祝いました。

 白鷹町大瀬と町内今平を結ぶ大平橋。今平地区に住むお年寄りの女性は「昔炭焼きが盛んだった頃は、今平で作った炭を渡し船に乗せて大瀬まで運び、業者から買い取ってもらいました。苦労して炭を担いでいた時代から思えば夢のような橋。うれしくて涙がこぼれそうです」と感慨深げに振り返っていました。

大平橋の位置

大平橋開通式の様子の写真

今平側から見た大平橋の全景の写真

今平側から見た大平橋の全景です

大平橋開通式の様子の写真1

最初に行われた交通安全祈願祭の様子

玉串を捧げる鈴木浩幸町長です

この日は事業主体である県の吉村美栄子知事をはじめ、近藤洋介衆議院議員、岸宏一参議院議員、そして…

大平橋開通式の様子の写真2

山形県、朝日町、白鷹町関係者など約120人が出席しました

大平橋開通式の様子の写真3

関係者による記念のテープカットでは…

大平橋開通式の様子の写真4

多くの方々がその様子を写真に収めていました

大平橋開通式の様子の写真5

その後、西五百川小児童による鼓笛隊「さくらバンド」を先頭にした…

大平橋開通式の様子の写真6

渡り初めが行われ、開通を祝福

大平橋開通式の様子の写真7

鼓笛隊のあとには、関係者や…

大平橋開通式の様子の写真8

地元の方々が続きました

記念撮影している写真

小学生と関係者による記念撮影

吉村知事の写真

「大平橋」の揮ごうは吉村知事によるもの

プレートの前で写真をお願いすると、笑顔で応じていただきました

ちなみに、橋梁の揮ごうは大平橋が初めてとのことです

最上川上流側の写真

帰り際、大平橋から見た最上川を撮影しました

こちらが上流側(白鷹町方面)

最上川下流側の写真

こちらが下流側(朝日町方面)

天気の良い日にもう一度行ってみたいと思います

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更新日:2019年03月29日