3月16日 朝日町でも被災者への支援活動が始まる

 平成23年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」の被災者を支援する動きが、朝日町でも始まっています。

 町産業創造推進機構(代表=鈴木浩幸町長)は15日、定期市などで交流のある仙台市の花壇大手町地区と、同地区住民の避難先である市立片平丁(かたひらちょう)小学校に、みそおにぎり400個と煮物、漬物そして玉こんにゃく1000個、りんご約200キロを届けました。

 「中沢みらくる会」のみそをはじめ、上郷花畑組合の野菜、そして同機構の目玉事業である放牧豚の豚肉など、ほとんどの材料は同機構が支援する町内のグループ等が生産したもの。りんごも同じく機構からの支援を受けている「和合あおば会」から無償で提供されたものです。

 午後4時30分頃、町職員らが被災地に向け車で出発しました。

 また、大谷果樹組合(白田富彦組合長/大谷三)でも同日、約600個のおにぎりとりんご15箱を、りんごの取引先業者の本部(仙台市)に届けました。

 これは今回の地震を受け同組合が自発的に行ったもの。白田組合長が業者の代表に対し、何か力になれることがないか確認したところ、「温かいおにぎり」とのリクエストがあり、それに応えました。この日は組合員15人が午前9時から秋葉山交遊館と川通公民館に分かれて作業。白田組合長と志藤清市郎さん(川通)が午前11時頃、車で被災地に向かいました。

 今日16日には大東建設株式会社の佐藤欣治社長が鈴木町長のもとを訪問。「被災地の支援に役立ててほしい」と会社からの20万円、社員から寄せられた10万円の合計30万円を義援金として町に寄託しました。

 明日17日には、「海の子・山の子交流会」として、毎年小学生の交流が行われている宮城県七ヶ浜町に対し、町が水1.8トン、コメ480キロを届ける予定。16日の午後は町職員らが水の準備に追われていました。

「東北地方太平洋沖地震」の被災者を支援するためにおにぎりを作る町産業創造推進機構のスタッフと、「中沢みらくる会」の皆さんの写真

おにぎりを作る町産業創造推進機構のスタッフ及び「中沢みらくる会」の皆さん

「東北地方太平洋沖地震」の被災者を支援するために作られている玉こんにゃくの写真

アツアツの玉こんにゃく 被災地で喜ばれそう

「東北地方太平洋沖地震」の被災者を支援するために作られている大根やニンジン、ジャガイモ、そして豚肉などが入った煮物の写真

大根やニンジン、ジャガイモ、そして豚肉などが入った煮物

豚肉は町内で放牧によって育てられたものを使用しています

「東北地方太平洋沖地震」の被災者を支援するために秋葉山交遊館でおにぎりを作っている様子の写真

こちらは秋葉山交遊館の様子

大谷果樹組合の組合員がおにぎりを作りました

りんごの段ボール箱に入れて支援物資を運ぶ様子の写真

りんごの段ボール箱に入れて運びました。

義援金を手渡す佐藤欣治大東建設株式会社社長と、受け取る鈴木町長の写真

鈴木町長に対し、義援金を手渡す佐藤欣治大東建設株式会社社長

非常用飲料水の準備を行う町職員の写真1

飲料水の準備を行う町職員

6リットル入りの袋を300袋用意しました

非常用飲料水の準備を行う町職員の写真2

季節外れの雪が舞い散る中、急ピッチで進められる作業

非常用飲料水の準備を行う町職員の写真3

「被災者の気持ちを考えれば、このくらいの寒さや水の冷たさなんて…」

真剣に作業する姿からそんな様子が伝わってきました

この記事に関するお問い合わせ先

政策推進課 広報ブランド係

〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
電話番号:0237-67-2112 ファックス番号:0237-67-2117
お問い合わせはこちら

このページに対するご意見をお聞かせください。
この情報をすぐに見つけることができましたか?
お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現はわかりやすいものでしたか?

朝日町役場へのお問い合わせは、各ページの「この記事に関するお問い合わせ先」へお願いします。

更新日:2019年03月29日