3月17日 町が宮城県七ヶ浜町に救援物資を届ける
「海の子・山の子交流会」と銘打って平成13年度から小学生同士の交流事業を行っている宮城県七ヶ浜町に対し、町は平成23年3月17日、救援物資として水1.8トンとコメ480キロを届けました。
七ヶ浜町は仙台市から北東部へ約20キロメートル、多賀城市の東側に隣接。総面積は13.27平方キロメートル(注意:朝日町:196.73平方キロメートル)で宮城県最小ながら、人口が2万人以上と人口密度の高い町です。
今回の地震では、町の三方向を海に囲まれている地形から大きな被害を受け、3月17日現在では、電気、水、燃料などのライフラインはストップしている状態。同町ホームページの情報によると、18日午前9時現在で行方不明者は70人に上っているほか、海岸沿いの地域は全壊状態で、未だかなりの方が安否の確認すらできていない状況にあります。
今回の物資援助はこのような状況の中行われたもので、この日は町職員4人が午前8時50分に役場を出発。国道48号で宮城県に入り、仙台宮城インターチェンジから東北道を北上。富谷ジャンクションから仙台北部道路を経由し、利府塩釜インターチェンジで一般道に下り、午後1時頃現地に到着。物資を現地スタッフに届けました。
七ヶ浜町の町長らと対面した当町職員の話によれば、現地で今一番困っているのは「水」で、水道復旧のメドは全く立っていないそうです。小学生の行方不明者もおり、今は被災者の救援と安否確認で精いっぱいの状態とのこと。職員の一人は「現場はかなり悲惨の状況。テレビや写真で見るのとは全く別物で、惨状に言葉が出ませんでした。とにかく被災者の無事と今後の支援体制の確立、そしていち早いライフラインの復旧を祈るのみです」と話していました。
なお、今回改めて七ヶ浜町の惨状を目の当たりにした町は、3月18日午後再度支援を行うことを決め、水1.8トンを19日午前、町職員が運ぶこととしました。
関連リンク(まちの写真館)
被災地の様子

対策本部が設置されている七ヶ浜町役場

頑丈に耐震補強されています

朝日町の職員に対し、被害の概要を説明する同町の教育総務課長(中央い赤のズボンの方)

朝日町からは水1.8トンとコメ480キロを届けました(袋に入っているのが水です)

物資を保管する屋内ゲートボール場は水や食糧でいっぱいの様子

ボランティアの方の姿も…

被災地の様子

この日は七ヶ浜町でも雪に見舞われ、被災者にとっては厳しい一日となりました

避難所の様子 その中には

こんなコーナーや

こんな掲示もありました

搬送を終えて町に戻る途中、町の状況も写真に収めました
これは塩釜市内の様子です

こちらも塩釜市内

こちらは川崎町内の様子
宮城県内ではいたるところでひび割れや陥没が発生していたほか、道路全体が波打っているところもあり、安全走行に努めました
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更新日:2019年03月29日