10月18日 新曲「浮島物語」の奉納とヒット祈願 民謡歌手、平たか子さんが浮嶋稲荷神社を訪れる
宮城県大崎市在住の民謡歌手、平たか子さんが来月、「浮島伝説」という新曲を日本コロムビアからリリースすることとなり、平成23年10月18日、新曲の奉納とヒット祈願のため、作詞家の堀あかねさん(仙台市)、作曲家の福居城大さん(同県亘理町)らとともに大沼浮嶋稲荷神社を訪れました。
これまで全国各地の民謡コンクールに出場し、数え切れないほどの優勝経験を持つ平さん(下記プロフィール参照)。これらの活躍から新たにCDリリースの話がまとまり、その後、宮城県内で作詞活動を行っている堀さんに作詞を依頼。「浮島伝説」は、この依頼に堀さんが応えたもので、同じく宮城県内を中心に活躍する福居城大さんが音を乗せました。
「5年前の初冬、山形に住む友人の案内でこの場所を訪れたとき、心が掻き立てられるような情景に思わず感動しました…」と語る堀さん。「この唄は当時の思いを元に作詞したもので、今日はCDがリリースされる前に、まずは神社に唄を披露しようと訪れました。多くの方に唄っていただき、この場所に多くのお客さまが来ていただければ幸いです」と続け、神社にヒットを祈願しました。
ベルギーの国際会議で唄を披露
この取材途中、堀さんの携帯が鳴りました。数分後、興奮気味に電話を終える堀さんに話をうかがと、なんと、11月2日に開催される「国際青年会議所」のベルギー大会に、アトラクションとして平さんの出演が決まったそうです。約30分間の持ち時間で、曲目は、宮城・岩手・山形の民謡。もちろん「浮島伝説」も含まれています。曲目ごとに唄の説明もあるそうで、「大沼の浮島」が世界に紹介されることになります。
「本当に驚いています。まさに大沼の浮島のご利益でしょう」と堀さんは声を震わせていました。
平たか子さんのプロフィール
「平たか子めでたしコンサート」のパンフレットより
(2010年11月20日/宮城県大崎市鹿島台 鎌田記念ホール)
新曲の奉納とヒット祈願
浮嶋稲荷神社内で行われた神事の様子
神社に新曲の完成を報告し、ヒットを祈願しました
(左から)作詞を担当した堀あかねさん、作曲を担当した福居城大さん、唄い手の平たか子さん、そして堀さんと平さんを仲介した阿部千賀子さん
浮島伝説の歌詞です
最上俊一郎宮司がお祓いを行い…
来訪者6人が一人ずつ玉串を捧げました
江戸時代には、徳川幕府の祈願所として手厚く保護された大沼の浮島
提灯には葵の御紋がありました
その後、「浮島伝説」の新曲が奉納されました
作曲を担当した福居さんに話をうかがうと、曲調は唄がメインというよりも、むしろ踊りを意識したもので、「日本舞踊に利用していただければ…」と話していました
大沼の浮島の歴史について最上宮司に尋ねる堀さん
終了後、最上宮司が境内で記念撮影を行う平さん
その後、来訪者一行で湖畔へと足を運びました
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更新日:2019年03月29日