1月28日 夕闇の空に舞い上がる15基の風船―6年ぶりに「神風船まつり」が復活
人々の願いなどを記した和紙の風船を上空に飛ばす「神風船まつり」が平成24年1月28日、創遊館芝生広場で開催されました。
このまつりは、和紙をつなげて作った約3メートル~8メートルの円筒状の風船の中の空気を温め、熱気球の原理で上空に打ち上げるもの。秋田県中部の仙北市(旧西木村)上桧木内(かみひのきない)地区のまつりが有名で、当町では平成16年から18年にかけて商工会青年部OBが開催しました。今回はそれ以降途絶えていたものを事実上復活させようとしたもので、同部OBを中心にした「朝日町グラウンドワーク研究会(佐藤欣治代表)」が企画。風船は町内の保育園や小学校、事業所などのほか、町と友好関係にある宮城県七ヶ浜町の協力も得て、15基が用意されました。
打ち上げはまだ明るさの残る午後5時に開始。夕闇の空にゆっくりと舞い上がる風船の姿に、訪れた約300人の目はすっかり釘付けとなっていました。
まつり当日、午前中から準備を進める朝日町グラウンドワーク研究会の皆さん
来場者が滑ってケガをしないよう足元の雪を取り除いたほか融雪剤もまいてくれました
一方、こちらは創遊館内の午後の様子
一般の方々が参加するコーナーが設けられ…
風船に様々な願いや…
イラスト、そして今年の抱負などが添えられました…
まつりの開始は午後5時
グラウンドワーク研究会の佐藤欣治代表があいさつを述べたあと…
さっそく、打ち上げの準備がスタート
しぼんだ風船の内部がガスバーナーで加熱されると…
2~3分ほどで円筒状の風船が直立しました
その後、来場者のカウントダウンで打ち上げが始まり…
風船が上空をゆっくりと舞いました
ちなみに、風船には50メートルの糸がついていていて、会のメンバーが落下地点に先回りして回収しました
打ち上げの様子を見守る来場者の方々
舞い上がる姿に、毎回歓声が上がっていました
多くの方々の協力を得て用意された様々な風船
りんごっこクラブや…
あさひ保育園
七ヶ浜町の子どもたちからは書き初めの書を提供していただきました
そして、最後の15基目に登場したのが、グラウンドワーク研究会の皆さんが制作した風船
高さは7メートルで、山形県内では最大のものだそうです
中の空気の容積が大きいため、浮力もかなり大きく、大人10人がかりで何とか持ちこたえている状況でした
終了後に行われた慰労会の席で満面の笑顔を見せる「朝日町グラウンドワーク研究会」の皆さん
本当にありがとうございました
そして、お疲れさまでした
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更新日:2019年03月29日