6月11日 西五百川小学校校内相撲大会
西五百川小学校伝統の校内相撲大会が6月11日開催され、70人の児童が熱戦を繰り広げました。
競技は1・2年生、3・4年生、5・6年生の各部門で行われる「一本勝負」と「3人勝ち抜き戦」。中でも最も盛り上がるのが、校庭備え付けの土俵で行われる高学年の迫力ある取組みで、1分を超える勝負も多く観客も思わず力が入ってしまう様子でした。
高校時代、相撲部に所属した経験から、毎年作法指導にあたっている佐竹亮一さん(松程)は「最初は遊び半分の子どもたちも、本番が近づくにつれ毎年だんだん本気になります。負ける悔しさや倒されたときの痛さで、時には涙を流す子どももいますが、そうした経験からいろいろなことを学んでくれれば幸いです」と話していました。
紅白幕や祭り花で装飾された土俵の前で、開会式と準備運動が行われました
1・2年生、3・4年生は校庭に特設された土俵で取り組みを行います
はじめに、呼び出しが土俵を一周し、取り組みを紹介し…
その後、行司を務める先生の声で勝負が始まります
まわしを取ったり…
足技を使いながら、一進一退の攻防が繰り広げられました
5・6年生は土俵上での取り組み
子どもたちが務める行司や呼び出しも本格的な衣装です
最初は女子の部が行われましたが、1分を超える取り組みも多く、見る側も思わず力が入っている様子でした
誰かが3人勝ち抜くまで延々と繰り広げられる「3人勝ち抜き戦」では、勝負が決まると、子どもたちが競い合うように勝者にタッチし、「我こそは」と対戦相手に名乗りを上げていました
男子顔負けの豪快な「上手投げ」を決める姿もありました
さて、最後は5・6年生の男子の部
裸の上半身にまわしを締め、本格的なスタイルで臨みます
取り組み前、子どもたちに声をかける佐竹亮一さん
話をうかがうと、西五百川小学校の土俵は、朝日町を会場にして昭和55年に開催された「第29回山形県青年大会」の際の相撲会場として、佐竹さんら当時の青年団員が手掛けたもの。
「思い出の土俵」で、毎年子どもたちに毎年作法などを指導しています
真剣なまなざしで皆、勝負に挑みますが…
体格の差が取り組みに出てしまうことも…
くっついて抵抗するも…
最後は、力でねじ伏せられました…
東の横綱を決める最後の取り組みは下馬評通りの展開の様子
胸を合わせてがっぷり四つで組み合い、見ごたえのある一番となりました
勝ったのは長岡快くん(太郎一)
勝ち名乗りを受けて手刀を切り…
その後、見事な横綱の土俵入りを披露してくれました
この記事に関するお問い合わせ先
政策推進課 広報ブランド係
〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
電話番号:0237-67-2112 ファックス番号:0237-67-2117
お問い合わせはこちら
- このページに対するご意見をお聞かせください。
-
朝日町役場へのお問い合わせは、各ページの「この記事に関するお問い合わせ先」へお願いします。
更新日:2019年03月29日