8月31日 風水害を鎮め、豊作を祈願 大谷風神祭

 大谷地区の風神祭が平成23年8月31日、今年もにぎやかに開催されました。

 およそ250年前から受け継がれているこのまつり。立春から数えて210日目にあたる9月1日頃になると、毎年のように台風被害を受けていたことから、風水害を鎮め、豊作を祈願したことがまつりの由来とされています。今年も県の無形文化財「角田流大谷獅子踊」が披露されたほか、地区の方々による田楽提灯や屋台行列が夜の地区を練り歩きました。

大谷地区の鎮守である「白山神社」が行列の出発地です

出発時刻の30分前、午後6時30分にお伺いしました

間もなく、境内で「角田流大谷獅子踊」が奉納されたほか…

名物のお神楽も登場

神社に行列の出発を告げました

こうして、午後7時に白山神社を出発

多くのお客さまを横目に…

大谷地区内を練り歩きました

こちらは、白装束に身を包んだ白山神社の氏子の方々

ひっぱる神輿車の中には神社のご神体があるそうです

行列は途中数箇所で足を止め、大谷地区内の6つの集落がそれぞれ工夫を凝らした出し物を披露します

こちらの「角田流大谷獅子踊」は大谷四の皆さん

「あや○んJAPAN」のような踊りを披露する大谷一の皆さん

確か去年とおととしはA○B48だったような…

毎年こういった路線を継続しているようです

終了後に行われたお菓子のプレゼント

大人から子どもまで、群がるように人だかりができていました

大谷二区はおなじみの昔ばなしをテーマにした寸劇を披露

キーマンはこの人で、亀の格好をしています

何の物語かわかりますか？

正解は「浦島太郎」です

こちらは亀が悪い子どもたちにいじめられるシーン

その後、亀を助けた浦島太郎は竜宮城に導かれ乙姫様と踊ったのでした…

こちらは大谷三の屋台

浴衣姿の子どもたちが太鼓をを披露してくれました

カメラに対し笑顔を見せてくれました

こちらも大谷三の屋台で、かわいらしいちびっこたちが乗っていました

時代劇を披露するのは大谷五の皆さん

今年は「節電」をテーマにした勧善懲悪のストーリーで…

悪人が黄門様の前にひれ伏していました

最後に紹介するのが大谷六の皆さん

威勢のいい掛け声に合わせ、お神輿を披露してくれました

今年も露店がたくさん出店

こどもたちにとっては、特に欠かせない存在です

風神祭は出し物のほか、花火も見どころの一つ

打ち上げ数は少ないものの、各地区のバラエティに富んだ演目に華を添えます

風神祭とともに、今年も朝日町の夏が終わりました