10月2日 第4回和合りんごまつり
平成23年10月2日、旧和合小学校で和合りんごまつりが開催され、多くの来場者でにぎわいました。
このまつりは、平成20年3月をもって和合小学校が閉校したのを機に、閉校後も地域が一体となれる場を設けようと和合連合区が企画したもので、今年で4回目。全国的にも有名なりんごの産地にちなんで、りんごの直売やジャムなどの加工品販売コーナーが設けられたほか、りんごの皮むき競争やりんご釣りなどのアトラクションも開催されました。
旧和合小の校舎は、一部を除いて年内に解体が予定されていて、校舎を仰ぎながら行われるまつりも今回が最後。同校を卒業した同級生6人で訪れていた佐藤知佳さん(朝日中3年/平)は、「5年生まで過ごしたこの校舎は、今も体の一部のように感じています。なくなるのはとても寂しいけど、今日一日でその姿をしっかりと目に焼き付けたいと思います」と話していました。

朝霧の中に立つ まつりののぼり

地元和合地区の方々が朝早くから会場に集まり、お客さまを迎える準備を進めました

やがて、午前7時頃に霧が晴れると…

校舎が朝日を受けて輝いていました

その後、午前10時に入場が開始され、午前11時を迎えると、和合豊年太鼓を皮切りに、開会セレモニーが行われました

あいさつを述べるのは近衛正雄和合連合区長
来場者に和合のりんごをPRしました

りんご釣りや…

輪投げなどのゲーム そして…

りんごの直売コーナー

ジャムなどの農産物の加工品コーナー

芋煮販売コーナーなど 様々なテントが軒を連ね…

来場者は…

思い思いの過ごし方で、まつりを楽しみました

この日は校舎の中に入る最後の機会ということで、多くの方が中に入っていました

1年間だけ校舎にお世話になったという3人
現在は宮宿小に通学していますが、この校舎の思い出もたくさんあるそうで…

オルガンを弾いたり…

黒板にメッセージを残したりして 校舎に別れを告げていました

平成20年3月の閉校記念式典のときに町広報が取材で訪れた際、印象的だったのが、多くの子どもたちを見守ってきたであろう、この手すり
(写真は式典の取材時に撮影)
もう一度見たいと思い、現地に足を運んでみると…

丸ごとなくなっていました
まつりのあとで聞いた話によると、地域の関係者が思い出の校舎の一部を残そうと、あらかじめ切り離したそうで、現在は別の場所でしっかりと保管されているそうです

いずれにしても、この校舎を仰ぎながら行われるまつりは今年で最後
地域の方々はこの日、しっかりと校舎を目に焼き付けたことでしょう
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更新日:2019年03月29日