8月25日 八ツ沼地区、春日神社の例大祭と花ハスまつり
以前ご紹介した八ツ沼地区。その八ツ沼地区では、8月15日に春日神社の例大祭が、8月25日には花ハスまつりが行われ、町の情報交流推進員橋本が参加しました。

15日午前8時半に八ツ沼を訪れました。水が澄んでいて水面がきらきらしています。

写真提供:NPO法人朝日町エコミュージアム協会
旧暦のうるう年の例大祭では、 江戸時代から伝わる大名行列、奴振り、県指定無形文化財「角田流獅子踊り」が盛大に行われます
(こちらは昔の写真です)

昨年がその旧暦のうるう年
今年は春日神社で神事のみ行われました。

神主は宮本建一さん、神事はお祓いから始りました。



食べ物やお酒を神様にお供えし

区長はじめ各団体の代表者が玉串奉奠(ほうてん)

そして祝詞奏上(のりとそうじょう)が行われました。

神事の後は直会(なおらい)が行われ、酒を酌み交わす区民の皆さん
(注意)直会…神霊が召し上がったものを頂くことにより、神霊との結びつきを強くし、 神霊の力を分けてもらい、その加護を期待する儀式。
それから10日ほど過ぎ、蓮の花も咲き乱れる8月25日…

この日は西部地区対抗スポーツフェスティバルが早朝から開かれ朝日町は賑わっていました。
そのスポーツフェスティバルが終わった午後4時半頃から、八ツ沼公民館では花ハスまつりが始りました。

花ハスまつりはスポーツフェスティバルお疲れ様会のようです。
各テーブルにはハスのつぼみが飾ってあります。
(注意)ハスの花は午前中でしぼんでしまうため、つぼみなのだそうです。

地区の名物「十色ハス」を愛でながら、スポーツフェスティバルでの健闘をたたえあっていました。

そしてメインイベント
日本酒をハスの葉に注ぎ込み回し飲みます
お酒はもちろん町の酒蔵・鈴木酒造さんで作られた豊龍。
(注意)ハスの茎はストロー状になっており葉にお酒を注いで茎から飲むことができます。

区長の田川順一さん(右)はもちろん

橋本も飲ませて頂きました。
これは「象鼻杯(ぞうびはい)」といい、とても歴史ある飲み方なのです。

(注釈)古代中国では暑気払いのために「象鼻杯」という酒宴が開かれていたそうです。
皇帝が客人をもてなすために始まったとされ、ストロー状のハスの茎をゾウの長い鼻に見立て、葉に入れた酒を茎を通して飲み干していたそうです。

春日神社の例大祭と花ハスまつり。まるで関係ないようにも思えますが、どちらも地区の人たちが伝統を守るために、また地区を盛り上げるために毎年欠かせない行事だと感じました。
朝日町に橋本が来て3か月。行事やまつりが多く驚きましたが一つ一つに意味があり、歴史があり、それをずっと守り支えてきた人たちがいるという事を実感しています。
この歴史や伝統を若い世代に伝えるため、そして朝日町外の人にも知ってもらうため今後も色々なイベントに参加・勉強し、発信していきます。
地区の行事・イベントで見かけたら色々教えてください。よろしくお願いします!
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更新日:2019年03月29日