4月5日 サプライズあり、地域の食文化の復活あり。盛りだくさんの大谷小入学式
サプライズあり、地域の食文化の復活あり。盛りだくさんの大谷小入学式
4月5日、県内小中学校のトップを切って、町内3小学校と朝日中学校の入学式が行われました。
それぞれの学校の入学者数は、宮宿小が31人、西五百川小が9人、大谷小が13人、そして朝日中が60人。ピカピカの洋服や真新しい制服に身を包んだ新入生たちは期待と希望に胸を膨らませながら、新しい学び舎の門をくぐりました。

大谷小にはディーオが登場。新入生に交通安全を呼びかける
このうち、大谷小の入学式には、特別ゲストとしてモンテディオ山形のキャラクター「デーィオ」が登場しました。
町内新1年生のランドセルカバーは今年からデザインが変わり、モンテディオ山形の「ディーオ」と「モンテス」が描かれたものになりました。今回の来訪はクラブ側の好意で実現したもので、新入生はもちろん在校生や保護者にも内緒にされていただけに、式場に姿を見せると大きな歓声が上がりました。
「交通事故に気をつけて、毎日元気に登校してください」という関係者のあいさつのあと、ディーオからランドセルカバーを贈られたのは、新一年生の代表の堀天時くん(大谷七)。やや照れながらうれしそうに受け取ったあと握手を交わし、交通安全とモンテディオ山形の応援を誓いました。
モンテディオ山形公式ホームページに写真が紹介されています
ディーオが大谷小学校入学式へいってきました! | モンテディオ山形 オフィシャルサイト
「マメで元気に、そして豆のように丸く優しく…」 新入生に豆を贈り、地域の食文化を復活
また、町内3小学校の今年の入学式では、食のボランティアである「朝日町食生活改善推進協議会(志藤一枝会長)」の委員が各校を訪れ、新入生に豆糖(=砂糖ときな粉をまぶした炒り豆)をプレゼントしました。
町の一部の小学校(分校)では昔、新入生の母親が子どもの入学の日に豆菓子(炒った豆に砂糖をまぶした物=豆糖)を持たせる慣習がありました。「マメで元気に、そして豆のように丸く優しく育ちますように…」と、子どもの健やかな成長と幸せを願ったものです。
同協議会では今年、この慣習を復活させようと一念発起。3日に会員が集まり材料から調理すると、57人分を一つ一つ心を込めて袋詰めしました。

油で炒めた豆を…

砂糖やみそなどで味付けし…

きな粉をまぶして…

仕上げました

袋に入れた完成品
食の伝統が途絶えつつある現代において、地域文化と食育の大切さを伝える取り組み。志藤会長は「ぜひ来年以降も継続していきたい」と話していました。

真新しいランドセルを背負い、笑顔を見せる新一年生

体育館で行われた式典の様子 今年の全校児童は80人です

新入生呼名では名前を呼ばれると元気に起立

校長先生や来賓のあいさつも…

多少疲れた様子を見せつつも、しっかりと聞けました

終盤には2年生が前に出て…

自作の絵で一年間の学校生活を発表。新入生を歓迎しました

最後は新入生が登壇し、「将来なりたいこと」を発表

「そば屋さんになりたいです」と力強く宣言する児童もいれば…

「真理夢(学区内の喫茶店)のお手伝いをしたいです」と児童も(笑)…
例年であれば、ここで終了となりますが…

今年はサプライズゲストが登場
モンテディオ山形のキャラクター「ディーオ」です

新しいランドセルカバー

ディーオからランドセルカバーを贈られた新一年生の代表。

このあとディーオはちゃっかり教員席に座り…

新入生とともに退場。会場の笑いを誘いました

「今度はスタジアムで会おう!」こう約束し、教室で記念写真を撮りました

教室ではその後、先生から話があり…

教科書が渡されました

そして最後に、町食生活改善推進員の白田百合子さんがあいさつ

新一年生に「あさひ豆」の話を伝え…

袋を手渡しました

児童たちは豆に込められた地域の想いを感じ取っているようでした
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更新日:2019年03月29日