2月26日 金メダリストがやって来た! 第35回生涯学習推進大会
各地区の公民館、女性文化教室などの様々な団体が日頃の生涯学習活動の成果などを発表・展示する「町生涯学習推進大会」が2月26日、創遊館で開催され、各団体関係者ほか、町内外から約300人が参加しました。
大会に先立ち、町スポーツ協会表彰式および町子どもの芸術文化活動表彰式が行われ、各種大会やコンクール等で優れた成績を収めた町民に賞状やメダル、記念品などが贈られました。
第43回女性まつりも併催され、ステージでは女性文化教室の中からおどり教室と大正琴教室による発表があり、他に4つの教室(書道教室・華道教室・刺し子教室・クラフト教室)も展示による発表で一年間の活動の成果を披露。
記念講演には、まちづくり提携協定を締結しているミズノ株式会社との共同事業で、長野オリンピックスキージャンプ競技金メダリストの船木和喜氏が来町。フリーアナウンサーの伊藤こず恵氏との会話形式によるトークショーが行われ、大いに賑わいました。
芸術やスポーツ、生活を楽しみ、豊かな人生に欠かせない生涯学習。その大切さを確認する有意義な大会となりました。
初めに行われた町スポーツ協会の表彰式
殊勲賞、優秀賞に輝いた10個人に対し、町スポーツ協会熊谷貞則会長よりそれぞれ表彰状やメダルが授与されました
受賞者を代表してあいさつしたのはテニス競技において好成績を残した遠藤大空さん(真中)
「テニス競技を通して勝つ喜び、負けるくやしさ、協力することの強さを学んだ」と力強く述べました
続いて行われたのが、「子ども芸術文化活動」の表彰式
今年は16個人が表彰されました
受賞者代表あいさつは山形県民ふれあいジュニア書道展で山形県民書道展賞を受賞した若月怜音さん(西船渡)が務めました
「今回の栄誉を励みにして芸術文化活動を通し、心豊かな生活が送れるよう、より一層の努力を重ねていきたいと思います」と今後の抱負を語ってくれました
表彰後にはそれぞれ記念撮影を行いました
その後、女性まつりのステージ発表が始まり、最初はおどり教室が「荒城の月」「古城」を披露
続いて、大正琴教室が「星影のワルツ」「よこはまたそがれ」を披露
日頃の成果を発表していました
また、ホールの外では展示発表が行われていました
(注:時系列順の掲載ではありません)
ホール入り口には船木氏が使用したスキージャンプのスーツやグローブなどと共に、長野オリンピック個人の金・銀メダルも展示されていました。
女性まつり終了後には、長野オリンピックスキージャンプ競技金メダリストの船木和喜氏による記念講演がトークショー形式で行われました
船木選手のこれまでの活躍をまとめた動画が流れた後、フリーアナウンサーの伊藤こず恵さんの呼び込みにより船木氏が登場
ここでおもむろに金メダルを取り出す船木氏
来場者全員の手元に渡るように前の席に座る人へ手渡していました

手元に渡ったメダルを皆さん興味深く見て触っていました
講演会では、スキージャンプを本格的に始めることになった経緯や金メダルを取った長野オリンピック当時の話などを要所要所で笑いを取りながら語る船木氏
スキージャンプにはO脚の方が向いているため、O脚になろうとして膝の間にトイレットペーパーをはさんで寝たこともあると話します
講演の後半では質問コーナーがあり、質問した方には船木氏のサイン入りシャツをプレゼント
緊張の克服の仕方についての質問に対して、「緊張は僕もいまだに毎回しています。オリンピック前の頃ですが、あまりに緊張するので、僕の恩師である当時のスキー連盟の会長に相談したことがありました。すると『緊張することも君の個性だから、緊張を楽しみなさい。緊張しないようにするんじゃなくて、緊張したまま跳んで一番になれば良い』と言われて、それからは緊張することを気にしなくなりました」と語る船木氏が印象的でした。
オリンピックの金メダリストが語る興味深い話の数々に来場者は満足して会場を後にしていました。
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更新日:2023年03月16日