第3セクターによる産業づくり
朝日町ワイン
ワイン製造の歴史は、昭和19年に軍事用の酒石酸の原料として作ったのが始まりです。戦後になり、昭和27年ころからはサントリーの委託工場としてポートワインの原料酒醸造が始められました。昭和48年には農協の協力を得て自社ブランド「サンワイン」を発売しました。以来、ブームに乗って販売量は順調に伸び、昭和50年には1.5次産業の創出をねらいに町と農協が出資した第3セクター有限会社朝日町ワイン(平成2年社名変更)(町60%、農協40%出資)を設立。醸造用ぶどうのマスカットベリーA種とセーベル種を原料とした新製品「朝日町ワイン」を発売し好調な売れ行きを見せ、その後、ワイン工場の増設や設備の充実を図りました
ワイン城
現在では、日本ワインコンクールで2銘柄が金賞、部門最高賞、コストパフォーマンス賞の3冠を受賞するなど14銘柄が入賞しており、年間約240キロリットルを生産しています。総売上高は約3億1千万円の実績(平成29年度)をあげています。その他、町特産のりんごを原料としたシードルや赤系のスパークリングワインなどの新商品の販売もおこなっています。
また、ワインの製造工程を見学できる施設「ワイン城」では、来館者へ年中無休で試飲・販売を行っており、観光の拠点となっています。
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〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
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更新日:2019年04月24日