固定資産税の家屋評価に関する課税誤りについて(令和3年度)

課税誤りについて

固定資産税について、評価で用いる補正率に誤りがあったため、本来の税額よりも過大または過少に課税している誤りが判明いたしました。納税者の皆様にご迷惑をおかけしましたこと、また町政への信頼を損ねることになりましたことを深くお詫びいたします。

令和3年5月20日

課税誤りの概要と対象者等

課税誤り(1)

平成29年12月に行った、家屋の平成30年度の評価替えに係る事務処理のシステム操作手順について一部誤りがあり、評価で用いる「経年減点補正率」が適正に反映されず、平成30年度から令和2年度までの3年間について、家屋44棟分の固定資産税を過大または過少に徴収していました。

対象となる納税義務者 44人                                                                                                    

本来の税額より多く課税した人数    15人 還付合計金額           33,000円     

本来の税額より少なく課税した人数 29人 追加徴収合計金額   80,300円

 

課税誤り(2)

上記の課税誤り(1)を踏まえ、過年度の評価入力に誤りがないか確認したところ、平成24年度~令和2年度に課税した新築家屋5棟の評価入力の一部に誤りがあり、評価で用いる「積雪寒冷補正率」が適正に反映されず、固定資産税を過大徴収していました。

対象者5人 還付合計金額 117,400円

課税誤りの原因

課税誤り(1)

評価替えの事務処理は、職員が処理する項目と委託先のシステムエンジニアが処理する項目があり、両者が互いに確認しながら処理すべきところを、互いの確認が行われなかったため手順を誤り、平成30年度評価基準の「経年減点補正率」が適正に反映されず、平成27年度評価基準の「経年減点補正率」のまま評価額を計算していたことが原因です。

 

課税誤り(2)

非木造家屋のうち主に軽量鉄骨造等に対して定められている「積雪寒冷補正率」を、主に鉄骨造等の非木造家屋に対して定められている「積雪寒冷補正率」を適用し評価額を計算していたことが原因です。

対応とスケジュール

金額の確定作業を行い対象者に対して、今月から税額修正及び納付のお願いや還付の手続きを行います。令和3年7月末頃を目途に完了したいと考えております。

再発防止策

課税誤り(1)

配布されている評価替えの事務処理マニュアルを見直し、処理手順の明確化を図ります。それに加え、委託先のシステムエンジニアと職員の連携を強化し、事務処理手順を相互に確認のうえ行います。また、新年度の評価基準が正しく適用されているか、複数の職員で手計算による確認を行い、間違いのない課税に努めてまいります。

 

課税誤り(2)

対象となる非木造家屋を評価した際、評価基準で定められている「積雪寒冷補正率」を用いて評価額が計算されているか複数の職員による確認を行い、間違いのない課税に努めてまいります。

不審な電話にご注意ください

町では、この度の課税誤りによる還付や納付のお願いのために、電話で口座番号をお聞きすることはありません。不審な電話や訪問があったり、ご不明な点がございましたら税務町民課税務係までお問い合わせくださるようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

税務町民課 税務係

〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
電話番号:0237-67-2107 ファックス番号:0237-67-2117
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更新日:2021年05月20日