10月6日 アユの流し網漁体験
平成21年10月6日早朝6時30分から、宮宿小清水地内にある最上川、通称「すず」付近でアユの流し網漁を体験しました。
今回、同行させていただいたのは、元最上川第一漁業組合代表理事組合長で、元朝日町助役である熊坂正一さんと奥さんの淑子さん(元町)、そして岡崎勇夫さん(西町)の3人。漁が解禁になった9月末からほぼ毎朝舟で川に入り、最も多い日には1日で100匹以上獲れたそうです。
アユと言えば、やな場による漁が一般的。熊坂さんによれば、昔は最上川全体でやな場がおよそ40箇所以上もあったそうです。町内にも最盛期には7箇所もあり、朝日町は当時アユの一大産地でしたが、上郷ダムの建設により川の環境も変化し、全廃されてしまったそうです。現在はやな場こそないものの、それに代わる「刺し網」や「流し網」でアユ漁を行っている方が町内にもいることを今回耳にし、漁に同行させていただきました。

川の流れに沿って仕掛けた網をめざして舟を進めます
ちょっとわかりにくい写真ですが、川面に浮かぶペットボトルが仕掛けの目印です

下流から糸に沿って仕掛けを引き上げると…

アユ発見!

その後も次々に上がってきました

この網には10匹程度かかっていました

岡崎さんから網の引き上げを教わるもう一人の同行者です

船のかじをとる熊坂正一さん(左)と仕掛けからペットボトルを外す淑子さん(右)、そして網を引き揚げる岡崎さん(中)がそれぞれの役割を慣れた手つきでこなしていきます

この付近は五百川峡谷の中でも断崖が切り立った場所
時折、奥(上流)に見える断崖から岩がすさまじい音を立てて崩れ落ちるそうです

地上では、岡崎さんのご家族の方がすでに火をおこして、アユの到着を待っています

この日の収穫です

網にかかったアユを手ではずします これがちょっと大変な作業

はずし方のコツを教わります

ベテランの岡崎さんの手つき さすがにあっという間の作業です

このあと、とれたアユを岡崎さん親子が塩焼きにしてくれました

中身に火が通るまでじっくりと待ちます

そして出来上がり!
さあ、どこから食べようか…

ガブリ
モグモグモグ…

ワイルド!?

3匹をきれいに完食!
ごちそうさまでした

この日とれたアユは35匹
そのほかにハヤやニゴイ、フナなどを合わせると、およそ50匹の魚が網にかかっていました
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更新日:2019年03月29日