4月4日 朝日町でワールドカップの代表選手選考会 平成22年度 日本カヌーフリースタイル選手権大会
平成22年4月4日、玉ノ井地内にあるカヌーランド(通称「タンの瀬」)で「平成22年度日本カヌーフリースタイル選手権大会(兼2010カヌーフリースタイル ワールドカップ派遣選手選考会)が開催されました。
カヌーの「フリースタイル」とは、波の立つ場所や流れの落ち込む場所などで2メートル前後のカヤック(艇)を操る競技で、カヌー全体の中では比較的新しい種目。激流の中でカヤックを自在に操り、タテ・ヨコ方向に回転する姿は、ダイナミックそのものです。
玉ノ井カヌーランドは、この競技を楽しむための良好なスポットが天然の地形で出来上がっており、愛好者によれば「日本全体で見ても、最も安定感のある波ができる場所」と言われています。本大会は昨年からこの場所で開催されていますが、コンディションとして豊富な水量が好まれることから、雪解け水の多いこの時期の開催となっています。
競技は45秒間の中で、できるだけ波の中にとどまり、様々な技を繰り出してその得点を競うもの。今回の参加者は35人ですが、昨年の世界選手権(スイス)出場者など、日本を代表する選手が勢ぞろい。難易度の高い技が繰り出されると、周囲からは大きな拍手と歓声が上がっていました。

会場のカヌーランド
色とりどりのカヌーが並んでいました

参加者の多くが知り合い同士のようで、ワールドカップ派遣選手選考会とはいえ、終始和やかな雰囲気でした

対岸の和合側から撮影してみました(本番前の練習風景)

さて、ここから競技本番です
写真を見てもおそらく臨場感が伝わらないと思いますので、今回は動画でどうぞ
MCも雰囲気を盛り上げます

パドルを巧みに操作し、さまざまな技を繰り出します

別の角度から撮影
ダイナミックな技が連発!

こちらが今回の優勝者、小森信太郎さん(東京)
最後の大技を決めるために何度もタイミングをとっている様子がわかります
この映像はまだ予選会の様子ですが、充実したプレイにガッツポーズも出ていました

競技を見守る審査員の方々。ちょっと怖そうですが、皆さんいい人です
左端の方がこの場所を拠点にして、カヌー等レジャースポーツを展開されている「SDスポーツ」の梅原さん
この場所を広くPRしていただいており、本大会の運営も陰で支えてくださっています

激流の中のプレイを多くのギャラリーが見守りました

会場の雰囲気を盛り上げるDJの姿も…
一人一人に異なる選曲に選手のテンションも上がります

会場のカヌーランド遠景です
川底にある天然の地形が愛好者にとってこの上ない波を生んでいます
この日は、雲一つない晴天に恵まれた一日でした
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更新日:2019年03月29日