11月20日 晴天と朝霧

平成22年11月20日・21日は雲一つない晴天に恵まれ、両日行われた今年の町産業まつりは、かつてないにぎわいを見せていました。

一方、りんご農家の方々にとってこの時期は、収穫作業に大忙しの毎日。連日の好天に作業もはかどったようです。      

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11月20日午後2時頃、栗木沢地内の園地から撮影しました  

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こちらは11月21日の午前9時30分頃同じ場所から撮影。月山を背にした大谷小学校です  

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この園地では、親戚の方々がたくさん集まって作業にあたっていました  

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飼い主に連れられて来た犬も、温かな日差しに目を細めていました  

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となりの畑でも別の家族が収穫に追われていました  

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収穫されたりんごは園主の方がその場で選別し、等級の同じりんごをそろえていきます。これを「選果」と言います  

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「大谷小学校はあっち!」

園地の近くにある「さくら公園」から、一際目立つ大谷小学校を指す子どもたちです  

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さくら公園から眺める晩秋の風景 朝日連峰も少しだけ顔をのぞかせています    

朝霧はおいしいりんごができる証拠

  ところで、今の時期の晴天の日の朝、必ずと言っていいほど発生するのがこの「朝霧」です。

「左沢高校を過ぎたあたりから一気に霧が濃くなって・・・」この時期の早朝、寒河江市方面から朝日町においでになる方からこんな言葉を耳にしたことはありませんか? 実は、この「朝霧」こそが朝日町のりんごをおいしくする証です。生態系農業に詳しい町産業創造推進機構の菅井正人事業推進員は「霧は温かい空気と冷たい空気が混じる時に発生するもので、朝日町の朝霧は、主に蛇行した最上川の温かい水と、冷えた地温から生まれた空気の塊が接触するときに発生します。りんごのおいしさは秋に起こる「昼夜の寒暖の差」が左右します。つまり、朝霧は、おいしいりんごができるための気象条件を裏付ける証。朝日町にはりんご栽培に適した条件が整っているのです」と解説しました。

この朝霧を撮影しようと、平成22年11月22日の朝、少し早めに家を出ました    

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午前7時40分頃、朝霧の中登校する大谷小学校の児童  

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このあと向かったのが、川通地内の高台。蛇行する最上川と川通の集落を撮影しました(午前8時10分頃)  

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目線を東(和合地区)側に移すと、まだまだこちらは深い霧に覆われていました。写真中央上の白い塊は太陽です  

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撮影場所のすぐそばはりんご畑。収穫直前の真っ赤なりんごが水を滴らせて輝いていました  

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和合地区にあるJAの選果場 (正式名称:JAさがえ西村山朝日果実流通センター)。

午前8時30分頃に撮影したものですが、まだまだ霧に覆われていました  

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わかりにくい写真ですが、右上にかすかに見えるのが新旧明鏡橋。ちょうど、明鏡橋と最上川ビューポイントの延長線上から撮影した一枚です  

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午前8時45分頃になり、ようやく霧が晴れてきました  

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川通地区の集落側をもう一度撮影。景色が見渡せるようになると、紅葉と青空のきれいなコントラストが広がっていました

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更新日:2019年03月29日