4月24日 本格的な桜の季節を前に「花咲か爺さん」が登場 ~前田沢いきいきクラブ
豪雪に見舞われた冬もようやく終わり、朝日町も遅ればせながらようやく春らしい春が訪れています。この2~3日で桜の開花情報も聞こえるようになりました。天候にもよりますが、満開までは、あと数日といったところでしょうか。
そんな、本格的な桜の開花が待ち遠しい平成24年4月24日、前田沢いきいきクラブ(長岡一美代表)では、いち早い満開を願い、「花咲か爺さん」の人形を製作しました…。
「前田沢いきいきクラブ」とは?
前田沢地区内の高齢者が気軽に集まり楽しく過ごす場を設けることで介護予防につなげようと、平成13年に設立された団体。主に50代~60代の女性を中心にした地区内のボランティア十数人が企画・運営にあたり、高齢者の方々とともに様々な活動を行っている。
毎年、国道287号前田沢交差点付近に交通安全をよびかける「交通安全かかし」を設置するのが主な活動の一つ。平成21年には、その地道な啓発活動が認められ、県警本部長・県交通安全協会長の連名による感謝状の贈呈を受けている。
≪参考≫平成21年度の作品 テーマは「浦島太郎」
午前9時40分ごろ、前田沢区の公民館を訪れると、すでにたくさんのお年寄りの方々の姿が…
まもなく、この日の作業手順について、長岡代表(中央)より説明がありました
長岡代表の言葉に熱心に聞き入るお年寄りの方々
この日の作業は「花咲か爺さん」の人形を作り、それを公民館前の桜の木に設置するものです
イメージイラストを見せていただきました
このあと、外に場所を移して作業を開始
後ろに立つのが、設置予定の桜の木です
木やワラ、針金などを組み合わせ、人形を作ります
靴下に綿を入れ、足部分を作る高齢者
靴下はよく見ると「Levi's」でした
完成した足に、次はわらじを履かせます
古いわらじなので、くるぶしに結ぶヒモの長さが足りなかったのですが、さすがは豊富な経験を持つ方々
すぐさま新しいワラを編みこみ…
きれいに長さを足していました
着物ともんぺを着せた人形に、足をつけ…
最後はハッピを着せて完成
これを桜の木に設置する男性参加者と
見守る女性参加者
桜の木に視線が集中していました
4月27日、再びこの桜を訪れてみました
天候は小雨模様でしたが…
「花咲か爺さん」のがんばりで…
いくつかの花が開いていました
ちなみに、町の一番桜といわれている役場脇の桜はちょうど満開を迎えています
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更新日:2019年03月29日