12月11日 春でもパリパリの食感を! 「雪室りんご」の準備作業

 秋に収穫されたふじりんごを約半年間雪の中で保存する「雪室りんご」の取り組みが、町観光協会の企画で4年前から行われています。春先でもパリパリ感あるりんごを提供しようと実験中のもので、今年も12月11日、町の生産者7人がその準備のためAsahi自然観の敷地内に集まりました。

 今回用意された雪室は2つ。その構造は単管パイプで骨組みとし、上部には屋根代わりに分厚いコンパネを使用。大きさは幅1.5メートル、奥行き5メートル、高さ1.5メートルで、1室あたり、りんごコンテナ約50箱を収納できます。コンテナの搬入後に重機を使って全体が雪で覆われ、雪室が完成しました。

 ある生産者の一人は「普段は邪魔者扱いされる雪を生かした取り組み。何事も楽しむことが大切。春が待ち遠しい」と話していました。

駐車場の写真

当日、作業が行われることを耳にし、町広報が取材に伺ったのは午後4時頃

場所はホテル自然観から西に100メートルほど進んだ場所にあるコテージの駐車場

すでに作業が始まっていました

雪室の構造の写真

こちらが雪室の構造

これからどんどん積み上げられる雪を想定し、かなり頑丈な作りになっています

屋根代わりのコンパネも厚さ2センチほどありました

りんごの写真

持ち込むりんごは、とてもおいしそうなもの

搬入作業の写真

搬入作業は7人の生産者が協力して行いました

全体を雪で覆っている写真

搬入が終わると、重機や除雪機をつかって、全体を雪で覆います

(注意)すぐに覆って密閉しないと、寒さで凍りついてしまいます

作業が終了するころの写真

作業が終了するころには、周囲が暗くなっていました

この記事に関するお問い合わせ先

政策推進課 広報ブランド係

〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
電話番号:0237-67-2112 ファックス番号:0237-67-2117
お問い合わせはこちら

このページに対するご意見をお聞かせください。
この情報をすぐに見つけることができましたか?
お求めの情報が十分掲載されていましたか?
ページの構成や内容、表現はわかりやすいものでしたか?

朝日町役場へのお問い合わせは、各ページの「この記事に関するお問い合わせ先」へお願いします。

更新日:2019年03月29日