12月18日 大谷小学校でお正月のしめ飾りづくり
12月18日、大谷小学校の5年生13人が正月のしめ飾りづくりを体験しました。
稲作を学ぶ総合の授業の一環として実施されたもので、白田芳美さんと川村直美さん(いずれも大谷三)が講師。材料には、稲ワラよりもきれいに仕上がるスゲを使用し、縄を綯(な)う作業から始めました。
縄綯い自体ほとんどの児童が初めてで、終始講師に手ほどきを受けながらの作業となりましたが、約2時間で完成。金田一希くん(大谷六)は「すごく難しかったけど、出来ばえは満足。家に飾ります」と感想を語り、講師の白田さんは「市販のものはボンドづけのものがほとんど。見比べて、手作りの良さを感じてほしい」とよびかけていました。

児童を前に手本を示す白田さん(左端)と、川村さん(その隣)
通常の縄は右手を押し出して綯いますが、しめ飾り用の縄は反対の動き
「右手を引いて綯うんだよ」と最初に説明していました

その後、あっという間に縄ができていき…

「最後に、これくらいのダイダイ(みかん)をつけて完成だな…」
ダイダイは冬を過ぎても木から落ちず、2~3年枝についていることから、大きく実が育つことにあやかって縁起物として用いられているそうです
「代々家が栄える」「複数の代の実がなる」ことに由来する説もあるようです

その後、さっそく作業を始める児童たち

ほとんどが初めてで、講師の手ほどきを受けながら綯っていきます

太郎出身の長岡昇校長先生は、慣れた手つきで作業していました

その後、2人で協力しながら…

1本の縄に仕上げ…

飾りをつけて完成
「先生、上手だなぁ…」
最後に形を整えてくれた川村さんの手つきを見る児童の視線が印象的でした

「ボクの出来栄え、どう?」

こちらの児童は、満足の表情です

最後に、記念撮影を行いました
手作りのしめ飾りで迎えるお正月。来年はきっといい一年になることでしょう
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更新日:2019年03月29日