7月22日 巨大キノコ、太郎地区に現る!!
情報交流推進員の橋本です。
7月22日早朝、「太郎地区に巨大なキノコ(オニフスベ)が生えている」と役場農林振興課の職員さんから情報が届きました。
同日午前10時頃、橋本は太郎地区の長岡継一さん・すみ子さんを訪ね、キノコを見せていただきました。
関連リンク
巨大キノコの様子

巨大キノコは裏の空家の敷地内に生えているとのこと。
(注意:上記画像の中にキノコが写っています)

「あの奥の白いのだよ!」と長岡さん。
何やら奥にダチョウの卵のような白い球体が見えました。

こちらです!!カメラキャップと比べるとかなり大きい!
横20センチメートル、縦17センチメートルありました。
(創遊館の中にある町立図書館で確認したところ、ホコリタケ科オニフスベ属)

話を聞くと、「実は昨年も同じ場所に生えたんだよ」と長岡さん。
昨年は亀裂も無く、まんまるだったので、多くの人が見に来たそうです。
「去年はまんまるで割れてなかったのになぁ」と少し残念そうでした。

画像元は次のリンクをクリックしてください。
巨大きのこ・オニフスベ現る!! ( ガーデニング ) - 歌枝琉部屋 - Yahoo!ブログ
綺麗なオニフスベはこんな感じだそうです。
「庭に頭蓋骨が転がっている!」と大騒ぎになることもあるとか…
ちなみにこの状態なら食べられるそうです。

画像元は次のリンクをクリックしてください。
成熟が進むと外皮・内皮がはがれ、胞子の塊が露出します。
この状態になるとアンモニア臭が強くて食べられないとか。
そこで時間を置いて…
7月30日午後5時頃、再び長岡さんのお宅を訪れてみました。

だいぶ、外皮がはがれてきています。
この後、胞子の塊がむき出しになり、風に胞子を飛ばした後は跡型もなく消え去ってしまうそうです。

ちなみにこちらは空気神社でみかけたタマゴタケ
朝日町エコミュージアム協会の長岡信悦理事長に話を聞いてみました。
「キノコは傘の下から胞子を出すのが一般的だが、オニフスベは傘が無く表面から胞子が出てくるので珍しい種類。今回のオニフスベにワレ目があったのも、胞子を出すための準備ではないか」とのことでした。

まちの写真館では、今回のような珍しいものの情報をお待ちしております。
見つけたときは気軽にご連絡下さい。
ちなみに橋本は、「来年もオニフスベが出た場合、必ず食べてみます」
そちらもこうご期待ください。
オニフスベ情報
- 生息地…竹やぶ・公園・庭など
- 生活型…腐食菌
- 分布…日本
- 発生時期 夏~秋
- 傘・つば…傘・つばはない。球形で外皮は白色のち褐色。径20~50センチメートル
- 柄・つぼ…柄・つぼはない。高さ10~20センチメートル
- 食/毒…食用(幼菌)
(注意)引用 『ヤマケイポケットガイド(15) きのこ』 山と渓谷社
この記事に関するお問い合わせ先
政策推進課 総合政策情報係
〒990-1442
山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
電話番号:0237-67-2112 ファックス番号:0237-67-2117
お問い合わせはこちら
- このページに対するご意見をお聞かせください。
-
朝日町役場へのお問い合わせは、各ページの「この記事に関するお問い合わせ先」へお願いします。
更新日:2019年03月29日