10月13日 第30回アップル町民駅伝競走大会

 りんごがたわわに実る朝日町の秋の風物詩「町民アップル駅伝競走大会」が10月13日開催され、13チームが25.0キロ、11区間をタスキでつなぎました。

 今年のレースは、昨年の覇者、中沢・玉ノ井に、昨年まで3年連続準優勝の大谷風、安定した強さを誇る宮宿Aなどが挑む展開。序盤は、高校陸上界でも活躍する中沢・玉ノ井の五十嵐大義選手がエース区間の2区で快走を見せ、レースを引っ張ります。しかし、その後5区で宮宿Aの佐竹尚哉選手が区間賞の走りで、中沢・玉ノ井を逆転。7区で一時的に抜かれる場面もあったものの、8区以降は再び先頭に立ち、後続の選手もこれをキープします。最終11区では、「大谷風」の箱根駅伝ランナー桜井豊選手から猛追を受けたものの、アンカー長岡輝喜選手が15秒差で逃げ切り、3年ぶり4回目の栄冠を手にしました。

総合順位

  • 1位 宮宿A 1時間33分29秒
  • 2位 大谷風 1時間33分44秒
  • 3位 中沢・玉ノ井 1時間35分11秒
  • 4位 チーム前田沢2013 1時間38分11秒
  • 5位 上郷 1時間38分16秒
  • 6位 ときわ 1時間39分37秒

区間賞

  • 1区(1.5キロメートル) 鈴木澪弥(和合水上) 5分36秒
  • 2区(3.7キロメートル) 五十嵐大義(中沢・玉ノ井) 10分58秒
  • 3区(2.7キロメートル) 大竹晶徳(宮宿A) 9分41秒
  • 4区(1.2キロメートル) 深澤大樹(宮宿B) 4分59秒
  • 5区(2.2キロメートル) 佐竹尚哉(宮宿A) 7分30秒
  • 6区(1.4キロメートル) 相座一生(太郎) 5分54秒
  • 7区(3.6キロメートル) 安藤茂昭(上郷) 11分56秒
  • 8区(1.6キロメートル) 佐竹結衣(上郷) 6分16秒
  • 9区(2.3キロメートル) 千葉隆一朗(宮宿A) 8分17秒
  • 10区(1.2キロメートル) 若月麻未(和合水上) 4分37秒
  • 11区(3.6キロメートル) 桜井豊(大谷風) 10分34秒

ユニフォームやジャンパーを新調

今年30回目の節目を迎えたアップル駅伝。大会実行委員会では、記念事業として各チームのユニフォームやジャンパーを新調するための助成金を出しました。「今後も末永く出場してもらいたいという想いのほか、チームのシンボルカラーを持つことで、郷土愛にもつなげたいと思いました」と大会関係者。「箱根駅伝でも早稲田といえばエンジですし、駒沢は紫。東洋といえば鉄紺です。色はチームの象徴ですから」と経緯を語ります。

そろいのユニフォームに身を包み、地域の誇りをかけて走る選手たち。歯を食いしばってタスキをつなぐ姿は、順位にかかわらず、すべてのチーム・選手が一様に輝いていていました。

大会の様子

創遊館前をスタートする1区の選手たちの写真

午前9時30分 創遊館前をスタートする1区の選手たち

2区を快走する五十嵐大義選手の写真

2区を快走する中沢・玉ノ井の五十嵐大義選手

2位に1分以上の差をつけ、区間賞を獲得しました

和合果樹流通センターで選手たちが2区から3区へタスキリレーをしている写真

2区から3区へのタスキリレー(和合果樹流通センター)

3区を力走する選手の写真

秋真っ盛りの朝日町 きれいなススキを横目に3区を力走する選手

道で選手と伴走するスタッフの写真

伴走するスタッフの声にも力がこもっていました

女性が4区を走っている写真

4区を走る選手 一般女性も多数出場しました

朝日町ワイン前で選手たちがタスキリレーをしている写真

4区~5区のタスキリレー(朝日町ワイン前)

元能中地内で選手がラストスパートしている写真

中継地点までラストスパートする6区の選手(元能中地内)

選手に八ツ沼地区の人々が声援を送っている写真

7区を走る選手に対し声援を送る八ツ沼地区の人々

7区の選手が西船渡交差点付近を走っている写真

西船渡交差点付近を力走する7区の選手

10区の選手が松程地内を走っている写真

松程地内を走る10区の選手

終点で宮宿Aのアンカー長岡輝喜選手がゴールしている写真

ゴールする宮宿Aのアンカー長岡輝喜選手

大谷風の桜井豊選手(=写真左上奥)の猛追を逃げ切りました

ゴール後に喜びの握手を交わす宮宿Aの近藤裕明監督と長岡選手の写真

3年ぶり4度目の優勝を手にし、喜びの握手を交わす宮宿Aの近藤裕明監督と長岡選手

レース終了後に選手たちが並んで表彰式が行われている写真

レース終了後に行われた表彰式の様子

表彰式で選手たちが表彰を受けている写真

優勝した宮宿A以下6位まで表彰を受けたほか、各区間賞、そして…

表彰式で菅井道也選手に表彰状が授与されている写真

永年出場者に表彰状が授与されました

代表で登壇したのは和合山の神の菅井道也選手

出場はなんと30年連続。第1回から出場し続けている功績に対し、会場からは大きな拍手が送られていました

室外で宮宿Aの皆さんが集合している写真

優勝した宮宿Aの皆さん。おめでとうございました

室内で新調されたタスキが並んでいる写真

今回の大会ではタスキも新調

色はそれぞれのチームが決めました

閉会式でジャンパーをそろえたチームが登壇してデザインを紹介している写真

閉会式では、ジャンパーをそろえたチームが登壇し、デザインを紹介

閉会式でプリントがあるジャンパーを着ている三中チームの写真

三中チームの背中には、このようなカッコいいプリントがありました

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山形県西村山郡朝日町大字宮宿1115
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更新日:2019年03月29日