3月20日 カヌーランドに集う愛好者たち…「艇春到来」

カヌーランドに集う愛好者たち…「艇春到来」

 春の風物詩と言えば皆さんは何を連想しますか。桜やフキノトウ、つくしなどの植物のほか、入学式や地域のお祭りなどの行事を連想する人も多いと思います。

 朝日町に春を告げる光景の一つに、「玉ノ井カヌーランド(以下「カヌーランド」)」のにぎわいがあります。雪が残る今の時期からこの場所に集うカヌーイストたち。それは朝日町の春の風物詩と呼ぶにふさわしい存在です。

 雪もちらつく天気の平成26年3月20日、カヌーランドを訪れると、すでに4人の姿がありました。まだまだ周囲には雪がたくさん残るものの、愛好者にとっては「球春」ならぬ、「艇春到来」のようです。

どうしてこんな寒い時期から水に入るのか…?

 カヌーランドでは5年前から毎年4月に「日本カヌーフリースタイル選手権大会」が開催されています。文字通り、この種目の日本一を決める大会で、日本カヌー連盟が主催。世界選手権やワールドカップの派遣選手選考会も兼ねているため、毎年50人を超える選手たちがエントリーしています。

24年度の大会の様子は、次のリンクをご覧ください。

 カヌーランドが3月からにぎわうのはこの大会に備えるためです。地形の特徴や波の感触をつかもうと、多くの選手が事前練習に訪れます。

 今年の大会は4月20日(日曜日)に予定。訪れていた一人に話を伺うと「明日から3連休だけに、全国からたくさんの人が来ますよ。寒くないといえばウソになりますが、動いていますし、さほど苦になりません」と息を弾ませていました。

「艇春到来」の様子

カヌーランドの駐車場の写真

「暑さ寒さも彼岸まで」とはいうものの、20日の朝日町の天気は雪。

カヌーランドの駐車場もこの通りです

(注意)早い時期から訪れる愛好者のため、町はこの場所をいち早く除雪しています

賑わいの様子の写真

これが、大会ともなれば、この賑わいになります

川辺の写真

車があったので川辺まで下りると、4人の姿が…

水の中の写真

木を切るような冷たさの水の中で、果敢に技を繰り出し…

仲間にアドバイスを求めている写真

仲間にアドバイスを求めていました

ネコヤナギの写真

ネコヤナギもこのとおり雪をまとっていました

最上川ビューポイントからの眺望の写真

玉ノ井にある最上川ビューポイントからの眺望

まだまだ雪景色です

週末の3連休は残念ながら荒れ模様の様子

朝日町に本格的な春が訪れるのはまだまだ先のようです

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更新日:2019年03月29日